構文・強調表現
直後の関係を表す構文
No sooner ... than
説明
No sooner ... than は、「〜するとすぐに…した」と2つの出来事が続けて起きたことを表します。
「駅に着くとすぐに電車が来た」のように、一方が起きた直後にもう一方が起きたことを伝えるときに使います。as soon as と近い意味ですが、より硬く文語的な表現です。
No sooner を文頭に置くときは、疑問文ではありませんが、後ろの語順が疑問文のように入れかわります(had と主語が入れかわる)。
出来事を別々に述べるだけでは、間隔は分かりません。as soon as や No sooner ... than を使うと、前の出来事の直後に次の出来事が起きたと示せます。
今回のゴール
- No sooner had ... than ... で「〜するとすぐに…した」が言えるようになる
直後に起きた出来事を強調する
No sooner had ... than ... で「〜するとすぐに…した」が言えるようになる
No sooner had + 主語 + 過去分詞 + than + 主語 + 過去形で「〜するとすぐに…した」を表します。文頭ではhad と主語を入れかえます(疑問文ではありませんが、語順は疑問文のようになります)。
had + 過去分詞の側が先に起きた出来事、than の後ろの過去形がその直後に起きた出来事です。than はここでは大小を比べる「〜より」ではなく、2つの出来事を結ぶ決まった組み合わせの一部です。
no sooner ... than で直後の出来事を強調する
No sooner had I arrived than it started to rain.
- 到着するとすぐに雨が降り始めました。
No sooner had she sat down than the phone rang.
- 彼女が座るとすぐに電話が鳴りました。
The train had no sooner left the station than it stopped.
- 列車は駅を出るとすぐに止まりました。
日常的には As soon as I arrived, ... が使いやすい形です。硬い表現には No sooner had I arrived than ... のほか、Hardly had I arrived when ... もあります。
no sooner には than、hardly / scarcely には when を組み合わせるのが基本です。
よくある間違い
No sooner I had arrived than it started to rain.
基本の形
No sooner had I arrived than it started to rain.
No sooner を文頭に置くときは had と主語を入れかえます(had I の順)。
「到着するとすぐに雨が降り始めました」の英語はどうなりますか。
まとめ
- No sooner had ... than ... で「〜するとすぐに…した」が言えるようになる