比較・対比・代用表現
選択・対比を表す表現
rather than
説明
rather than は、2つを比べて「B ではなく A」と一方を選ぶときに使います。
「コーヒーではなく紅茶にする」「立ち止まるのではなく歩いて向かった」のように、2つの選択肢を比べて一方を選んだ・伝えたいときに使います。
比べる2つは同じ形にそろえます。名詞どうし、-ing 形どうし、動詞の原形どうしのように形をそろえて並べます。
行動や選択だけを述べる文に rather than を加えると、何と比べてそれを選んだのかが明確になります。
今回のゴール
- rather than で「Bではなくむしろ A」が言えるようになる
- 文頭の Rather than B, A ... の形を覚える
B ではなく A を選ぶことを伝える
rather than で「Bではなくむしろ A」が言えるようになる
A rather than B で「B ではなくむしろ A」「BよりむしろA」と、2つを比べて A を選ぶ・前に出すことを表します。比べる A と B は同じ形にそろえます。名詞どうし、-ing 形どうしを並べるのが基本です。
rather than は物や行動だけでなく、性質どうしも比べられます。形容詞どうしなら practical rather than beautiful のようにそろえ、「美しいというより実用的だ」と、どちらの見方を前に出すか示せます。
A と B は、名詞どうしや -ing 形どうしのように同じ形にそろえます。
同じ形を並べて B ではなく A を選ぶ
I'll have tea rather than coffee.
- コーヒーではなく紅茶にします。
She prefers walking rather than driving.
- 彼女は運転するよりむしろ歩くほうを好みます。
We chose the train rather than the bus.
- バスではなく電車を選びました。
The room is practical rather than beautiful.
- その部屋は美しいというより実用的です。
よくある間違い
I like tea rather than to drink coffee.
基本の形
I like tea rather than coffee.
rather than の前後は同じ形にそろえます(tea は名詞なので、後ろも名詞の coffee にします)。
「彼女は運転するよりむしろ歩くほうを好みます」の英語はどうなりますか。
文頭に置く形
文頭の Rather than B, A ... の形を覚える
文頭では Rather than B, A ... の形がよく使われます。基本は、B の後ろに動詞の原形を置く形です(Rather than wait, ... のように to は付けません)。文の組み立てによっては -ing 形も使われるため、「文頭なら常に原形」とは限りません。
Rather than を文頭に置いて選択を強調する
Rather than wait, we walked to the station.
- 待つのではなく、私たちは駅まで歩きました。
Rather than complain, he tried to fix the problem.
- 文句を言うのではなく、彼は問題を解決しようとしました。
よくある間違い
Rather than to wait, we walked to the station.
基本の形
Rather than wait, we walked to the station.
この文では文頭の Rather than の後ろに動詞の原形 wait を置きます。to wait にはしません。文の組み立てによっては waiting も使えるため、文頭なら常に原形という意味ではありません。
よくある間違い
I would rather than stay home.
基本の形
I would rather stay home.
would rather(むしろ〜したい)と rather than(B ではなくむしろ A)は別の表現です。2つを混ぜて would rather than にはしません。
「むしろ家にいたい」の英語はどうなりますか。
まとめ
- rather than で「Bではなくむしろ A」が言えるようになる
- 文頭の Rather than B, A ... の形を覚える