形容詞・副詞
形容詞の基本
big / kind など
説明
形容詞は、ものの様子や人の状態を説明します。
「大きな犬」「彼女は親切だ」のように、ものの様子や人の状態を具体的に伝えたいときに使います。
置き場所は主に2つ:名詞の前と、be動詞などの後で主語の状態を言う位置です。
程度副詞で強さを変える、複数の形容詞を自然な順番で並べる、感覚動詞の後ろで主語の状態を説明するといった使い方もあります。
今回のゴール
- 形容詞を置く位置のルールを理解する
- 程度副詞で形容詞の強さや度合いが表せるようになる
- 複数の形容詞を並べる順番のルールを理解する
- 感覚動詞のあとに形容詞を続けて様子が言えるようになる
形容詞を名詞の前・be動詞の後ろに置く
形容詞を置く位置のルールを理解する
形容詞は名詞の性質や状態を説明する語です。名詞の前に置くと、a small dog のように「小さな犬」と説明できます。be動詞の後に置くと、The dog is small. のように「その犬は小さい」と主語の状態を述べられます。
形容詞がなくても文は作れますが、どんな人・ものかまでは伝わりません。形容詞を加えると、同じ名詞に特徴を足せます。
- 名詞の前
- a small dogsmall が名詞 dog を直接説明し、「小さな犬」を表す
- be動詞の後
- The dog is small.small が主語 The dog の性質を説明し、「犬は小さい」を表す
名詞の前と be動詞の後ろで使う
She has a small dog.
- 彼女は小さな犬を飼っています。
The movie was interesting.
- その映画は面白かったです。
よくある間違い
beautifuls flowers
基本の形
beautiful flowers
英語の形容詞は名詞の数に関わらず形が変わりません。複数形にするのは名詞だけで、beautifuls ではなく beautiful とします。
よくある間違い
She is a person very kind.
基本の形
She is a very kind person.
名詞を直接説明するとき、英語の形容詞は名詞の前に置きます。a very kind person のように、副詞+形容詞のまとまりで名詞を修飾します。
「彼は背が高い」の英語はどうなりますか。
程度副詞で強さを表す
程度副詞で形容詞の強さや度合いが表せるようになる
very / really / quite / a little / too などの程度副詞を 形容詞の前に置くと、強さや程度を調整できます。「とても甘い」は very sweet、「熱すぎる」は too hot と表し、形容詞だけでは分からない度合いまで伝えられます。ここでは、程度副詞を形容詞と組み合わせる使い方に絞って確認します。
- very / really
- 程度を強めるvery は「とても」、really は「本当に」に近い
- quite
- かなり、まあまあ
- a little
- 少しだけ
- too
- 必要以上に〜すぎる困ることや不都合があるという意味になりやすい
程度の強さを言い分ける
This cake is very sweet.
- このケーキはとても甘いです。
The soup is really hot.
- そのスープは本当に熱いです。
The test was quite difficult.
- そのテストはかなり難しかったです。
This room is a little cold.
- この部屋は少し寒いです。
The soup is too hot.
- そのスープは熱すぎます。
よくある間違い
very much cold
基本の形
very cold
cold のような形容詞を強調するときは very を使います。very much cold とは言いません。
「really hot」の really は何を表しますか。
形容詞を並べる順番
複数の形容詞を並べる順番のルールを理解する
形容詞を2つ以上並べるとき、英語には自然に聞こえる順番があります。 一般に「意見・評価 → 大きさ → 新旧 → 形 → 色 → 材質」の順番になり、a beautiful small red bag のように並べると自然です。
この順番は自然に聞こえるための基本的な傾向で、文脈や強調によって変わることもあります。実際の英文では2〜3個を組み合わせるのが普通です。Japanese、Italian など出身・産地を表す形容詞が、色と材質の間に入ることもあります。種類が違う形容詞を並べるときは、形容詞同士の間にカンマは通常不要です。
意見・評価
例:beautiful, nice, lovely大きさ
例:small, big, large, tiny新旧・年齢
例:new, old, young, ancient形
例:round, square, flat色
例:red, blue, white, black材質
例:cotton, wooden, metal, plastic
形容詞を自然な順番に並べる
It's a small red bag.
- それは小さな赤いカバンです。
She has a beautiful big house.
- 彼女は美しい大きな家を持っています。
We bought a small round wooden table.
- 私たちは小さな丸い木製のテーブルを買いました。
I bought a new white cotton shirt.
- 私は新しい白いコットンシャツを買いました。
よくある間違い
a red small bag
基本の形
a small red bag
英語の形容詞には、大きさ → 色のような並べる順番があります。small red bag のように、サイズの形容詞を色より前に置きます。
「a small red car」の語順は正しいですか。
感覚動詞 + 形容詞
感覚動詞のあとに形容詞を続けて様子が言えるようになる
look / sound / feel / taste / smell の後には形容詞を置きます。「〜に見える / 聞こえる / 感じる / 味がする / 匂いがする」と、主語の状態を表すときに使う形です。
同じ動詞が具体的な動作を表すときは副詞を使えます。He looks happy. は「幸せそうに見える」ですが、He looked carefully at the map. は「注意深く地図を見た」です。主語の状態を説明するのか、動作のやり方を説明するのかで選びます。
- look + 形容詞
- 見た目が〜に見える
- sound + 形容詞
- 聞いた感じが〜に聞こえる
- feel + 形容詞
- 感じが〜だ / 気分が〜だ
- taste + 形容詞
- 味が〜だ
- smell + 形容詞
- においが〜だ
感覚動詞ごとに状態を伝える
This cake looks delicious.
- このケーキはおいしそうです。
The music sounds nice.
- その音楽はすてきに聞こえます。
I feel tired today.
- 今日は疲れた気分です。
よくある間違い
He looks happily.
基本の形
He looks happy.
ここでの look は「〜に見える」と主語の状態を表すので、後ろには形容詞 happy を置きます。look at ... のように「見る」という動作を表す場合は、look carefully のように副詞で動作の様子を説明できます。
look / sound / feel で主語の状態や印象を説明するとき、後ろには何を置きますか。
まとめ
- 形容詞を置く位置のルールを理解する
- 程度副詞で形容詞の強さや度合いが表せるようになる
- 複数の形容詞を並べる順番のルールを理解する
- 感覚動詞のあとに形容詞を続けて様子が言えるようになる