副詞の位置ルール

種類ごとの副詞の置き場所(頻度/程度/様態/時間/場所)を例文で整理します。

説明

副詞は、種類ごとに文中で置く場所が決まっています。

「いつもバスで行く」「とても忙しい」「ゆっくり歩く」「昨日見た」「ここで待つ」のように、副詞の種類によって文の中での位置が変わります。

副詞の置き場所

種類置く場所
頻度副詞一般動詞の前 / be動詞の後
程度副詞形容詞や副詞の前
様態副詞動詞の後
時間副詞文末(強調時は文頭)
場所副詞動詞や目的語の後

今回のゴール

  • 頻度副詞を正しい位置に置ける。
  • 程度副詞を正しい位置に置ける。
  • quickly など、動きの様子を表す副詞を置ける。
  • 時間副詞を正しい位置に置ける。
  • 場所副詞を正しい位置に置ける。

頻度副詞を正しい位置に置ける。

頻度副詞は「どのくらいの頻度で行うか」を表す語で、always(いつも)から never(決して〜ない)まで段階があります。
一般動詞の前、be動詞の後に置くのが基本です。
日本語では副詞の位置が比較的自由ですが、英語では一般動詞の前・be動詞の後という位置が決まっています。

語順
一般動詞主語 + 頻度副詞 + 動詞
be動詞主語 + be動詞 + 頻度副詞

例文

頻度副詞 + 一般動詞

I usually eat breakfast.

私はたいてい朝ごはんを食べます。

解説
usually は「たいてい」という意味で、動詞 eat の前に置きます。
be動詞 + 頻度副詞

He is often late.

彼はよく遅刻します。

解説
often は「よく」という意味で、be動詞 is の後に置きます。
頻度副詞 + 一般動詞

She always studies hard.

彼女はいつも一生懸命勉強します。

解説
always は「いつも」という意味で、動詞 studies の前に置きます。

程度副詞を正しい位置に置ける。

程度副詞は「どのくらい?」という強さや度合いを表す語です。
very(とても)/ really(本当に)/ quite(かなり)/ a little(少し)などを形容詞や副詞の前に置いて、意味の強弱を調整します。
very で動詞を直接修飾することはできません。動詞を強調するには really や very much を使います。

語順
程度副詞 + 形容詞/副詞

例文

程度副詞 + 形容詞

This movie is really interesting.

この映画は本当に面白いです。

解説
really は「本当に」という意味で、形容詞 interesting の前に置きます。
程度副詞 + 形容詞

This cake is very sweet.

このケーキはとても甘いです。

解説
very は「とても」という意味で、形容詞 sweet の前に置きます。
程度副詞 + 副詞

My friend speaks English quite well.

友達は英語をかなりうまく話します。

解説
quite は「かなり」という意味で、副詞 well の前に置きます。

quickly など、動きの様子を表す副詞を置ける。

様態副詞は動作の「やり方」を表す語です。
quickly(素早く)/ slowly(ゆっくり)/ carefully(注意深く)などを動詞の後ろに置いて、どんなふうに行動したかを説明します。
日本語では「流暢に話す」のように副詞が動詞の前に来ることがありますが、英語では He speaks English fluently. のように動詞の後ろに置きます。

語順
主語 + 動詞 + 様態副詞

例文

様態副詞

He speaks English fluently.

彼は英語を流暢に話します。

解説
fluently は「流暢に」という意味で、動詞 speaks の後に置きます。
様態副詞

Ken walked into the room quietly.

ケンは静かに部屋に入りました。

解説
quietly は「静かに」という意味で、動作の様子を表します。
様態副詞

Please listen carefully.

注意して聞いてください。

解説
carefully は「注意深く」という意味で、動詞 listen の後に置きます。

時間副詞を正しい位置に置ける。

時間副詞は「いつ?」を表す語で、yesterday(昨日)/ today(今日)/ tomorrow(明日)/ now(今)などがあります。
通常は文末に置きますが、強調したいときは文頭に置くこともあります。
文頭に置くときは、Today, ... のようにカンマを付けるのが基本です。

語順
基本主語 + 動詞 + ... + 時間副詞
強調時間副詞 + , + 主語 + 動詞 + ...

例文

時間副詞(文末)

I went to the library yesterday.

私は昨日図書館に行きました。

解説
yesterday は「昨日」という意味で、文末に置きます。
時間副詞(文末)

We have a test tomorrow.

明日テストがあります。

解説
tomorrow は「明日」という意味で、文末に置きます。
時間副詞(文頭・強調)

Today, we have an important test.

今日は大事なテストがあります。

解説
today を文頭に置いて強調しています。文頭に置く場合はカンマを付けます。

場所副詞を正しい位置に置ける。

場所副詞は「どこで?」「どこへ?」を表す語で、here(ここ)/ there(あそこ)/ home(家へ)などがあります。
動詞の後ろ、または目的語の後に置くのが自然です。
home / here / there は副詞として使うと前置詞が不要です。go to home ではなく go home と言います。

語順
主語 + 動詞 + (目的語) + 場所副詞

例文

場所副詞

Please wait here.

ここで待ってください。

解説
here は「ここで」という意味で、動詞 wait の後に置きます。
場所副詞(home)

I go home at 6 p.m.

私は午後6時に家に帰ります。

解説
home は「家へ」という意味で、動詞 go の後に置きます。前置詞 to は不要です。
場所副詞(everywhere)

The teacher looked everywhere for his keys.

先生は鍵をあちこち探しました。

解説
everywhere は「どこでも/あちこち」という意味で、動詞の後に置きます。

つまずきポイント集

I eat often breakfast.

I often eat breakfast.

解説: 頻度副詞(always / often / usually など)は一般動詞の前、be動詞の後に置きます(She always is busy → is always busy も同じ)。

I tomorrow will go shopping.

I will go shopping tomorrow.

解説: 時間副詞(yesterday / tomorrow など)は文末に置くのが自然です。強調したいときだけ文頭に置きます。

I go to home.

I go home.

解説: home は「家へ」という意味の副詞としても使えるので、前置詞 to は不要です。

Here is very crowded.

It is very crowded here.

解説: here は場所の状態を表す形容詞(crowded)の主語にはなりません。場所を表すときは it や this place を主語にして、here を文末に置きます。

まとめ

  • 頻度副詞を正しい位置に置ける。
  • 程度副詞を正しい位置に置ける。
  • quickly など、動きの様子を表す副詞を置ける。
  • 時間副詞を正しい位置に置ける。
  • 場所副詞を正しい位置に置ける。