副詞をどこに置くか

often / always の位置

頻度副詞は be の後・一般動詞の前、様子は文末、時間・場所は文末。種類で位置が変わります。

説明

副詞は、種類によって文中で置く場所が変わります。

「いつもバスで行く」「とても忙しい」「ゆっくり歩く」「昨日見た」「ここで待つ」のように、副詞の種類によって文の中での位置が変わります。

頻度・程度・様子・時間・場所の5種類でそれぞれ位置のルールが違うので、種類別に整理して覚えます。

まず副詞が何を足している語なのかを見分け、その種類に合わせて、動詞の近くに置くのか、文末に回すのかを決めます。

副詞の置き場所
種類答える問い置く場所
頻度の副詞どのくらいの頻度で?一般動詞の前 / be動詞の後
程度の副詞どのくらい?形容詞や副詞の前
様子の副詞どのように?動詞(または目的語)の後
時間の副詞いつ?文末(強調時は文頭)
場所の副詞どこで / どこへ?動詞や目的語の後

今回のゴール

  • 頻度副詞を正しい位置に置いて文が作れるようになる
  • 程度副詞を正しい位置に置いて、形容詞や副詞の強さや度合いを表せるようになる
  • 様子の副詞を正しい位置に置いて、動作のようすを表す文が作れるようになる
  • 時間副詞を正しい位置に置いて、「いつ」を文で伝えられるようになる
  • 場所副詞を正しい位置に置いて、場所や方向を表す文が作れるようになる

頻度副詞を正しい位置に置いて文が作れるようになる

頻度副詞は「どのくらいの頻度で行うか」を表す語で、always(いつも)から never(決して〜ない)まで段階があります。
日本語では副詞の位置が比較的自由ですが、英語の頻度副詞は一般動詞の前、be動詞の後に置くのが基本です。

語順
一般動詞主語 + 頻度副詞 + 動詞
be動詞主語 + be動詞 + 頻度副詞

例文

頻度副詞 + 一般動詞

I usually eat breakfast.

私はたいてい朝ごはんを食べます。

解説
usually は「たいてい」という意味で、動詞 eat の前に置きます。
be動詞 + 頻度副詞

He is often late.

彼はよく遅刻します。

解説
often は「よく」という意味で、be動詞 is の後に置きます。
頻度副詞 + 一般動詞

She always studies hard.

彼女はいつも一生懸命勉強します。

解説
always は「いつも」という意味で、動詞 studies の前に置きます。

程度副詞を正しい位置に置いて、形容詞や副詞の強さや度合いを表せるようになる

程度副詞は「どのくらい?」という強さや度合いを表す語です。
very(とても)/ really(本当に)/ quite(かなり)/ a little(少し)などを形容詞や副詞の前に置いて、意味の強弱を調整します。

語順
程度副詞 + 形容詞/副詞
very と really
very で動詞を直接修飾することはできません。動詞を強調するには really や very much を使います。
enough の位置
very / really / quite などは形容詞や副詞の前に置きますが、enough は後ろに置きます。old enough(十分に年を取っている)/ fast enough(十分に速く)の語順です。

例文

程度副詞 + 形容詞

This movie is really interesting.

この映画は本当に面白いです。

解説
really は「本当に」という意味で、形容詞 interesting の前に置きます。
程度副詞 + 形容詞

This cake is very sweet.

このケーキはとても甘いです。

解説
very は「とても」という意味で、形容詞 sweet の前に置きます。
程度副詞 + 副詞

My friend speaks English quite well.

友達は英語をかなりうまく話します。

解説
quite は「かなり」という意味で、副詞 well の前に置きます。

様子の副詞を正しい位置に置いて、動作のようすを表す文が作れるようになる

様子の副詞は動作の「やり方」を表す語です。
quickly(素早く)/ slowly(ゆっくり)/ carefully(注意深く)などを動詞の後ろに置いて、どんなふうに行動したかを説明します。
目的語があるときは、動詞と目的語の間ではなく目的語の後ろ に置きます。He speaks English fluently. のように、speak fluently English にはしません。

語順
主語 + 動詞 + (目的語) + 様子の副詞

例文

様子の副詞

He speaks English fluently.

彼は英語を流暢に話します。

解説
fluently は「流暢に」という意味で、動詞 speaks の後に置きます。
様子の副詞

Ken walked into the room quietly.

ケンは静かに部屋に入りました。

解説
quietly は「静かに」という意味で、動作の様子を表します。
様子の副詞

Please listen carefully.

注意して聞いてください。

解説
carefully は「注意深く」という意味で、動詞 listen の後に置きます。

時間副詞を正しい位置に置いて、「いつ」を文で伝えられるようになる

時間副詞は「いつ?」を表す語で、yesterday(昨日)/ today(今日)/ tomorrow(明日)/ now(今)などがあります。
通常は文末に置きますが、強調したいときは文頭に置くこともあります。
文頭に置くときは、Today, ... のようにカンマを付けることが多いです。

語順
基本主語 + 動詞 + ... + 時間副詞
強調時間副詞 + , + 主語 + 動詞 + ...

例文

時間副詞(文末)

I went to the library yesterday.

私は昨日図書館に行きました。

解説
yesterday は「昨日」という意味で、文末に置きます。
時間副詞(文末)

We have a test tomorrow.

明日テストがあります。

解説
tomorrow は「明日」という意味で、文末に置きます。
時間副詞(文頭・強調)

Today, we have an important test.

今日は大事なテストがあります。

解説
today を文頭に置いて強調しています。文頭に置くときはカンマを付けることが多いです。

場所副詞を正しい位置に置いて、場所や方向を表す文が作れるようになる

場所副詞は「どこで?」「どこへ?」を表す語で、here(ここ)/ there(あそこ)/ home(家へ)などがあります。
動詞の後ろ、または目的語の後に置くのが自然です。
home / here / there は副詞として使うと前置詞が不要です。go to home ではなく go home と言います。

語順
主語 + 動詞 + (目的語) + 場所副詞

例文

場所副詞

Please wait here.

ここで待ってください。

解説
here は「ここで」という意味で、動詞 wait の後に置きます。
場所副詞(home)

I go home at 6 p.m.

私は午後6時に家に帰ります。

解説
home は「家へ」という意味で、動詞 go の後に置きます。前置詞 to は不要です。
場所副詞(everywhere)

The teacher looked everywhere for his keys.

先生は鍵をあちこち探しました。

解説
everywhere は「どこでも/あちこち」という意味で、動詞の後に置きます。

間違えやすいポイント

I eat often breakfast.

I often eat breakfast.

頻度副詞(always / often / usually など)は、一般動詞の前、be動詞の後に置きます。例: She always is busy → She is always busy。

I tomorrow will go shopping.

I will go shopping tomorrow.

時間副詞(yesterday / tomorrow など)は文全体に「いつ」を足す語なので、基本は文末に置きます。強調したいときだけ文頭に置きます。

I go to home.

I go home.

home は「家へ」という意味の副詞としても使えるので、前置詞 to は不要です。

Here is very crowded.

It is very crowded here.

here は場所の状態を表す形容詞(crowded)の主語にはなりません。場所を表すときは it や this place を主語にして、here を文末に置きます。

He is enough old to drive.

He is old enough to drive.

enough は多くの程度副詞と違い、形容詞や副詞の後ろに置きます。old enough / fast enough の語順にします。

まとめ

  • 頻度副詞を正しい位置に置いて文が作れるようになる
  • 程度副詞を正しい位置に置いて、形容詞や副詞の強さや度合いを表せるようになる
  • 様子の副詞を正しい位置に置いて、動作のようすを表す文が作れるようになる
  • 時間副詞を正しい位置に置いて、「いつ」を文で伝えられるようになる
  • 場所副詞を正しい位置に置いて、場所や方向を表す文が作れるようになる