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助動詞

可能性を表す助動詞

may / might

説明

may / might は、「〜かもしれない」という可能性を表します。

「雨が降るかもしれない」「使ってもいいですか?」のように、可能性や丁寧な許可を伝えたいときに使います。

might は文脈によって may より控えめ・仮定的に響くことがありますが、可能性の高さを常に決まった割合で分けるわけではありません。

may と might の使い分け
形意味用法
may
〜かもしれない / 〜してもよい
可能性 / 許可
might
控えめに響くことがある「〜かもしれない」
可能性
may / might で表せること

may と might は、確信できないことを可能性として示します。might は may より控えめ・仮定的に響くことがありますが、文脈によって差が小さい場合もあります。

文確信の示し方
She is at home.
家にいると言い切って述べる
She may be at home.
家にいる可能性があると述べる
She might be at home.
家にいる可能性を、より控えめに述べる
May I come in?
入ってよいか丁寧に許可を求める

今回のゴール

  • may / might で「〜かもしれない」という可能性が言えるようになる
  • may not / might not で「〜しないかもしれない」という否定の可能性が言えるようになる
  • May I ...? を使って丁寧に許可を求められるようになる
  • may と might の可能性のニュアンスの違いを理解する

may と might で可能性を表す

ゴール

may / might で「〜かもしれない」という可能性が言えるようになる

may / might で「〜かもしれない」と可能性を表し、天気予報、誰かの予定、目の前の状況からの予想など、確信が持てないことを伝える場面で使います。

must(〜に違いない)は確信の強い推量、may / might は確信できない可能性を表します。might は控えめ・仮定的に響くことがありますが、may と might の差は文脈によって小さく、いつも固定的な確率差があるわけではありません。

肯定文の形
主語 + may / might + 動詞の原形

may / might で可能性を控えめに表す

主語 + may + 動詞

It may rain tomorrow.

明日雨が降るかもしれません。
解説
may を使って、雨が降る可能性を言い切らずに示しています。might rain も使え、文脈によってはより控えめな予想に響きます。
主語 + might + 動詞

He might be late.

彼は遅れるかもしれません。
解説
might を使って、遅れる可能性を控えめに示しています。may be late も使え、実際の確率の高さは文脈や話し方によって変わります。
主語 + might + 動詞

She might know the answer.

彼女は答えを知っているかもしれません。
解説
might を使うと「ひょっとしたら〜」という控えめな予想になります。

よくある間違い

It may to rain.

基本の形

It may rain.

助動詞 may の後は動詞の原形を直接置きます。to は不要です(to rain → rain)。

よくある間違い

She mays come.

基本の形

She may come.

may は主語によって形が変わりません。三人称単数でも mays ではなく may です。

よくある間違い

She might goes there.

基本の形

She might go there.

助動詞 may / might の後は動詞の原形です。三人称単数でも -s は不要です(goes → go、Might I helps → Might I help も同じ)。

理解度チェック

「彼女は病気かもしれません」の英語はどうなりますか。

否定の可能性

ゴール

may not / might not で「〜しないかもしれない」という否定の可能性が言えるようになる

否定文は、may / might の後ろに not を置いて「〜しないかもしれない」と、不確かな否定を表します。肯定文が「He may come.「彼は来るかもしれません」」なら、否定文は「He may not come.「彼は来ないかもしれません」」になります。

may not は短縮形 mayn't をほとんど使いませんが、might not は mightn't とも言えます。

否定文の形
主語 + may not / might not + 動詞の原形

may not / might not で否定の可能性を表す

主語 + may not + 動詞

She may not come.

彼女は来ないかもしれません。
解説
may not で否定的な可能性を表します。
主語 + might not + 動詞

He might not come today.

彼は今日来ないかもしれません。
解説
might not で「〜しないかもしれない」と表します。文脈によっては may not より控えめに響きます。
主語 + may not + 動詞

He may not know the truth.

彼は真実を知らないかもしれません。
解説
may not は「〜しないかもしれない」という不確かな否定です。
may not の2つの意味

may not は、可能性を表す文では「〜しないかもしれない」、許可を表す文では「〜してはいけない」という意味になります。

He may not come. は「彼は来ないかもしれない」、You may not enter. は「入ってはいけません」という意味です。どちらの意味かは、主語と場面で判断します。

よくある間違い

He may doesn't come.

基本の形

He may not come. / He might not come.

助動詞 may / might の否定は may not / might not の形にします。doesn't は重ねません。

理解度チェック

規則として「You may not enter.」と伝えるとき、may not は何を表しますか。

May I ...? で丁寧に許可を求める

ゴール

May I ...? を使って丁寧に許可を求められるようになる

May I ...? は「〜してもよろしいですか?」と丁寧に許可を求める疑問文です。目上の人やフォーマルな場面で使います。

Can I ...? より丁寧で、Might I ...? はさらに改まった表現です。

疑問文と答え方
質問
May I + 動詞の原形?
許可する
Yes, you may. / Yes, of course.
丁寧に断る
I'm sorry, but ... / I'm afraid not.No, you may not. は規則や権限に基づく強い断り方
No, you may not. の響き
No, you may not. は文法的に正しい答えですが、相手に許可を与える立場から「許可しません」とはっきり禁止する響きがあります。日常会話で事情を添えて断るなら、I'm sorry, but I need it now. のように伝えると自然です。

May I ...? で許可を求め、答える

May I + 動詞?
Q

May I ask a question?

質問してもよろしいですか?
A

Yes, you may.

はい、どうぞ。

I'm sorry, but not right now.

すみませんが、今はだめです。
解説
May I で丁寧に許可を求めています。
May I + 動詞?
Q

May I use your phone?

お電話をお借りしてもよろしいですか?
A

Yes, of course.

はい、もちろん。

I'm sorry, but I need it right now.

すみませんが、今は私が使う必要があります。
解説
Can I より丁寧な許可の求め方です。
May I + 動詞?
Q

May I come in?

入ってもよろしいですか?
A

Yes, please.

はい、どうぞ。

I'm sorry, please wait a moment.

すみません、少しお待ちください。
解説
部屋への入室など、許可を丁寧に求めるときに使います。

よくある間違い

Do I may leave?

基本の形

May I leave?

助動詞がある文の疑問文には do は使いません。may を主語の前に出すだけで疑問文になります。

理解度チェック

「May I ...?」に肯定で答えるとどうなりますか。

may と might の違い

ゴール

may と might の可能性のニュアンスの違いを理解する

may と might はどちらも可能性を表し、多くの場面で意味が重なります。might は控えめ・仮定的に響くことがありますが、必ず may より低い確率を表すわけではありません。許可を求める表現では may が一般的で、Might I ...? は非常に丁寧・形式的です。

may / might の違い
形可能性のニュアンス許可表現
may
可能性を示す
May I ...? が一般的
might
控えめ・仮定的に響くことがある
Might I ...? はかなり形式的

可能性と許可を肯定形で表す

may:可能性を表す

It may rain later.

あとで雨が降るかもしれません。
解説
may を使って、あとで雨が降る可能性を表しています。
might:控えめに可能性を表す

It might rain later.

あとで雨が降るかもしれません。
解説
might は may より控えめに響くことがありますが、この2文だけから確率を数値のように決めることはできません。
May I + 動詞?

May I come in?

入ってもよろしいですか?
解説
許可を求めるときの標準的な言い方。さらに丁寧に言うなら Might I come in? とすることもあります。

may not / might not で否定の可能性を分ける

may not:知らない可能性

He may not know.

彼は知らないかもしれません。
解説
may not で「知らない可能性がある」と表します。
might not:より控えめな可能性

He might not know.

彼は知らないかもしれません。
解説
might not も「知らないかもしれない」を表します。文脈によって、may not より控えめ・仮定的に響くことがあります。
理解度チェック

「It might rain.」はどういう意味ですか。

まとめ

  • may / might で「〜かもしれない」という可能性が言えるようになる
  • may not / might not で「〜しないかもしれない」という否定の可能性が言えるようになる
  • May I ...? を使って丁寧に許可を求められるようになる
  • may と might の可能性のニュアンスの違いを理解する