〜しなければならない(must / must not)

must で義務「〜しなければならない」、must not で禁止「〜してはいけない」、must + be で推量「〜に違いない」を表します。

説明

mustは、強い義務・禁止・推量を表す助動詞です。

「今すぐ宿題をしなければなりません」「ここで写真を撮ってはいけません」「彼は疲れているに違いない」のように、強く言いたい義務やルール、確信のある推量を伝えたいときに使います。

must の後ろは動詞の原形を置きます。主語が変わっても形は変わりません。

場面に合わせて、義務・禁止・推量の3つの使い方を使い分けます。

must には過去形がないため、過去・未来の義務は have to の変化形(had to / will have to)で補います。

3つの使い方

意味
must〜しなければならない(強い義務)
must not(mustn't)〜してはいけない(禁止)
must + be ...〜に違いない(推量)

今回のゴール

  • must で義務を表せる。
  • must の否定文で禁止を表せる。
  • must の疑問文で義務があるか尋ねられる。
  • must で「〜に違いない」と言える。

must で義務を表せる。

義務は規則・予定・自分への決意など、「絶対にやらないといけない」状況で使います。
must の後ろは動詞の原形を直接置きます(to は不要)。主語が he / she / it でも、後ろの動詞に -s は付けません(plays → play)。

肯定文の形
主語 + must + 動詞の原形

例文

主語 + must + 動詞

You must finish your homework.

宿題を終わらせなければなりません。

解説
must を使って強い義務を表しています。
主語 + must + 動詞

I must be more careful.

もっと気をつけなければ。

解説
自分自身の反省や決意を表しています。
主語 + must + 動詞

We must follow the rules.

私たちはルールに従わなければなりません。

解説
must は主語が何であっても形が変わりません。We must でも He must でも同じ形です。

must の否定文で禁止を表せる。

「〜してはいけない」と禁止を伝えたいときに使います。must の後に not を入れて作ります。
肯定文が「You must do ...」なら、否定文は「You must not (mustn't) do ...」になります。
must not は「絶対にしてはいけない」という強い禁止を表し、ルールや法律に関わる場面で使います。

否定文の形
主語 + must not (mustn't) + 動詞の原形

例文

主語 + must not + 動詞

You must not smoke here.

ここで喫煙してはいけません。

解説
mustn't は「絶対にしてはいけない」という強い禁止を表します。
主語 + mustn't + 動詞

You mustn't tell anyone.

誰にも言ってはいけません。

解説
mustn't で「誰にも言うな」という強い禁止を伝えています。

must の疑問文で義務があるか尋ねられる。

疑問文は、must を主語の前に出して「〜しなければなりませんか?」と義務の有無を確認する文です。
肯定文が「I must ...」なら、疑問文は「Must I ...?」になります。
Must の疑問文はやや堅い響きで、日常会話では Do I have to ...? を使うことも多い形です。
助動詞 must を使う疑問文では、Do you must ...? とはしません。
「いいえ、その必要はありません」と答えるときは don't have to を使います。mustn't は「してはいけない」という禁止の意味になるので、答え方としては使いません。

疑問文と答え方
質問Must + 主語 + 動詞の原形?
答え方Yes, 主語 + must. / No, 主語 + don't/doesn't have to.

例文

Must + 主語 + 動詞?
Q

Must I go now?

今行かなければなりませんか?

A

Yes, you must.

はい、行かなければなりません。

No, you don't have to.

いいえ、行く必要はありません。

解説
義務があるか尋ねています。

must で「〜に違いない」と言える。

must には「〜に違いない」という推量の意味もあります。
根拠があって「きっとそうだ」と確信しているときに使います。
義務の must と形は同じですが、文脈で判断します。
例えば You must be tired. は「疲れているに違いない」という推量で、「疲れなければならない」という義務ではありません。

推量の形
主語 + must + be + 形容詞 / 名詞

例文

must + be + 形容詞(推量)

He must be tired.

彼は疲れているに違いない。

解説
彼の様子を見て「きっと疲れている」と判断しています。
must + be + 名詞(推量)

She must be a teacher.

彼女は先生に違いない。

解説
彼女の話し方や振る舞いから「先生だろう」と推測しています。

つまずきポイント集

You must to go.

You must go.

解説: 助動詞 must の後は動詞の原形を直接置きます。to は不要です(to go → go)。

She musts study.

She must study.

解説: must は主語によって形が変わりません。三人称単数でも musts ではなく must です。

He must goes now.

He must go now.

解説: 助動詞の後は動詞の原形です。三人称単数でも -s は不要です(goes → go)。

Do you must leave?

Must you leave?

解説: 助動詞がある文の疑問文には do は使いません。must を主語の前に出すだけで疑問文になります。

I must finish it yesterday.

I had to finish it yesterday.

解説: must には過去形がありません。過去の義務を表すときは had to を使います。

まとめ

  • must で義務を表せる。
  • must の否定文で禁止を表せる。
  • must の疑問文で義務があるか尋ねられる。
  • must で「〜に違いない」と言える。