070 / 130

助動詞

助動詞まとめ

できる・すべき・かもしれない

説明

助動詞は、「〜できる」「〜すべき」「〜かもしれない」など、意味に合わせて選びます。

「できる」「しなければならない」「〜してくれませんか」など、動詞だけでは伝えられない細かい意味や話し手の気持ちを加えたいときに使います。

can / could / will / must / have to / should / may / might / shall などがあり、それぞれ意味と強さが異なります。

助動詞の意味早見
助動詞意味主な役割
〜できる
能力・許可
〜できた / 〜していただけますか
過去の能力・丁寧な依頼
〜するだろう / 〜するつもり
予測・意思
〜しなければならない
強い義務
〜する必要がある
外部の事情による必要
〜すべき / 〜したほうがいい
助言・推奨
〜かもしれない / 〜してもよい
可能性・許可
〜かもしれない
控えめに響く可能性
〜しましょうか
申し出・提案
助動詞で動作に加わる意味

後ろの動詞を leave にそろえると、助動詞によって話し手が加える意味の違いが見えます。

文加わる意味
I can leave now.
今なら出発できる
I will leave now.
今出発するという意志
I must leave now.
今出発しなければならない強い必要
I should leave now.
今出発したほうがよいという判断
I might leave now.
今出発するかもしれないという可能性

今回のゴール

  • 伝えたい意味(能力・義務・可能性など)に合った助動詞を選んで文を作れるようになる
  • 助動詞の否定形(can't / mustn't / don't have to など)の意味の違いを理解する
  • 同じ意味グループ内での助動詞の強さや丁寧さの違いを理解する

助動詞の選び方

ゴール

伝えたい意味(能力・義務・可能性など)に合った助動詞を選んで文を作れるようになる

「〜できる」「〜してもよい」「〜しなければならない」 など、伝えたい意味に合う助動詞を選びます。場面や目的によって合う語が変わります。

覚え方:形はまとめ、意味は分ける

can / will / must / should などは、どれも「主語 + 助動詞 + 動詞の原形」という共通の語順で使います。この文の形は、助動詞のグループとしてまとめて覚えます。

実際に選ぶときは、能力・意思・義務・助言・可能性のどれを伝えたいかを先に決めます。似た日本語になる must / have to や may / might は、同じ意味のグループ内で違いを比べます。

助動詞の意味と用途
助動詞意味用途例文
can
〜できる / 〜してもよい
能力・許可
I can swim.
could
〜できた / 丁寧な依頼
過去の能力・丁寧
Could you help me?
will
〜だろう、〜するつもり
未来・意志
I will call you.
must
〜しなければならない
義務(must not で禁止)
You must wear a helmet.
have to
〜しなければならない
外部のルール・必要性
I have to go now.
should
〜すべき
助言・推奨
You should see a doctor.
may
〜かもしれない / 〜してもよい
可能性・許可
It may rain.
might
〜かもしれない
控えめな可能性
He might be late.
shall
〜しましょうか
申し出・勧誘
Shall I help you?
理解度チェック

「〜だろう」を表す助動詞は何ですか。

否定形の意味の違い

ゴール

助動詞の否定形(can't / mustn't / don't have to など)の意味の違いを理解する

助動詞の否定形はそれぞれ意味が違い、混同しやすいので注意が必要です。mustn't は「してはいけない」という禁止、don't have to は「しなくてもいい」という不要を表します。

助動詞の否定形と意味
否定形意味例文
can't
〜できない
I can't swim.
mustn't
〜してはいけない
You mustn't run here.
don't have to
〜する必要はない
You don't have to come.
shouldn't
〜しないほうがよい
You shouldn't stay up late.
had better not
〜しないほうがよい。強めの忠告
You had better not be late.
may not / might not
〜しないかもしれない
He may not come.
won't
〜しないだろう / 〜しようとしない
I won't go. / The door won't open.

よくある間違い

You don't must come.

基本の形

You don't have to come.

don't must とは言いません。「来る必要はない」は don't have to です(must not は「来てはいけない」の意味)。

理解度チェック

must の否定形 mustn't の意味は何ですか。

強さ・丁寧さの違い

ゴール

同じ意味グループ内での助動詞の強さや丁寧さの違いを理解する

助動詞の強さは、意味の種類ごとに比べます。義務・助言、可能性、許可では、比べる表現が異なります。まず伝えたい意味を決め、そのグループの中で強さや丁寧さを選びます。

意味の種類ごとの違い
意味の種類比べる表現使い分けの要点
義務・必要・助言
must / have to / should
must は強い義務・判断、have to はルールや状況による必要性、should は助言
可能性
may / might
どちらも「〜かもしれない」。might はより控えめに聞こえることがあるが、確率が必ず低いとは限らない
許可
may / can
may は正式・丁寧、can はカジュアル

must と should で義務・助言を分ける

must:強い義務を伝える

You must study for the test.

テスト勉強をしなければなりません。
should:助言を伝える

You should study for the test.

テスト勉強をした方がいいですよ。

may と might で可能性の強さを分ける

may:可能性

It may rain tomorrow.

明日は雨が降るかもしれません。
might:控えめな可能性

It might rain tomorrow.

明日は雨が降るかもしれません。
解説
might は may より控えめに聞こえることがあります。

May I と Can I で許可の丁寧さを分ける

May I:丁寧な許可

May I sit here?

ここに座ってもいいですか?
解説
May I ...? は改まった場面でも使える丁寧な表現です。
Can I:カジュアルな許可

Can I sit here?

ここに座ってもいいですか?
解説
Can I ...? は日常会話で使いやすいカジュアルな表現です。
理解度チェック

「May I sit here?」と「Can I sit here?」のうち、より改まった表現はどちらですか。

まとめ

  • 伝えたい意味(能力・義務・可能性など)に合った助動詞を選んで文を作れるようになる
  • 助動詞の否定形(can't / mustn't / don't have to など)の意味の違いを理解する
  • 同じ意味グループ内での助動詞の強さや丁寧さの違いを理解する