比較
比較の発展
as ... as / than など
説明
比較の発展表現は、好み・範囲内の一つ・差の大きさを詳しく伝えます。
「コーヒーよりお茶のほうが好き」「最も人気のある映画のひとつ」「ずっと速い」のように、好みや差の大きさを伝えたいときに使います。
like ... better、one of the + 最上級 + 複数名詞、much + 比較級などのよく使う形があります。
2つが比例して変わる the 比較級 …, the 比較級 … や、「〜の何倍」を表す倍数表現もあります。
基本の比較に語句や構文を加えると、差の大きさ、上位の集団、比例する変化、具体的な倍率まで表せます。
今回のゴール
- like A better than B と like ... the best を使い分けて、2つの中での好みや全体の中で一番好きなものが言えるようになる
- one of the + 最上級 + 複数名詞を使って「最も〜なもののひとつ」が言えるようになる
- much / far / a lot などを比較級の前に置いて差の大きさを強めた文が言えるようになる
- the 比較級 …, the 比較級 … で「〜すればするほど」が言えるようになる
- 倍数表現(X times as … as)で「〜の何倍」が言えるようになる
好みを比べる表現
like A better than B と like ... the best を使い分けて、2つの中での好みや全体の中で一番好きなものが言えるようになる
2つのものを比べて好みを言うときは like A better than B、3つ以上や全体の中で一番好きなものを言うときは like ... the best を使います。2つなら better、3つ以上や範囲全体なら best が目印です。
- 2つを比べて好みを言う
- like A better than B
- 2つを比べる質問
- Which do you like better, A or B?
- 全体の中で一番好き
- like ... the best
2つの好みと一番の好みを比べる
I like tea better than coffee.
- 私はコーヒーより紅茶のほうが好きです。
Which do you like better, summer or winter?
- 夏と冬、どちらが好きですか?
I like English the best of all subjects.
- 私はすべての教科の中で英語が一番好きです。
3つ以上の範囲の中で一番好きなものを言うので the best を使います。of all subjects が比べる範囲です。
会話では the を省いて like ... best ということもありますが、まず the best の形で覚えます。
よくある間違い
Which do you like best, summer or winter?
基本の形
Which do you like better, summer or winter?
2つを比べるときは better を使います。the best は3つ以上や全体の中で一番を言うときに使います。
「I like summer better than winter.」はどういう意味ですか。
one of the + 最上級
one of the + 最上級 + 複数名詞を使って「最も〜なもののひとつ」が言えるようになる
「最も〜なもののひとつ」と言いたいときは one of the + 最上級 + 複数名詞 を使います。「ひとつ」なので one を使いますが、候補が複数あることを示すため、後ろの名詞は必ず複数形にします。
- 基本の形
- one of the + 最上級 + 複数名詞
- 語句の例
- one of the biggest cities「最も大きい都市のひとつ」という意味
集団の中の1つを最上級で表す
Tokyo is one of the biggest cities in the world.
- 東京は世界で最も大きい都市のひとつです。
This is one of the most famous paintings in Japan.
- これは日本で最も有名な絵画のひとつです。
よくある間違い
Tokyo is one of the biggest city in the world.
基本の形
Tokyo is one of the biggest cities in the world.
one of the + 最上級の後ろは、候補が複数あるので複数名詞にします。
「彼は最も有名な歌手のひとりだ」の英語はどうなりますか。
差の大きさを強める
much / far / a lot などを比較級の前に置いて差の大きさを強めた文が言えるようになる
比較級の前に much / far / a lot などを置くと、「ずっと〜」「はるかに〜」のように差の大きさを強められます。これらは比較級全体の前に置き、more much interesting のように more の後ろには入れません。
比較級を強めるときは very ではなくこれらの語を使い、very faster とはしません。ここでの far は「遠く」ではなく、比較級を強める「はるかに」という意味です。
比較級の差を強調する
This book is much more interesting than that one.
- この本はあの本よりずっと面白いです。
She runs far faster than I do.
- 彼女は私よりはるかに速く走ります。
よくある間違い
This book is more much interesting than that one.
基本の形
This book is much more interesting than that one.
比較級を強める much は、more interesting の前に置きます。
比較級を強めて「ずっと大きい」と言うとき、bigger の前に置けないのは何ですか。
the 比較級, the 比較級
the 比較級 …, the 比較級 … で「〜すればするほど」が言えるようになる
2つのことが比例して変わる関係は the + 比較級 …, the + 比較級 … で表します。「〜すればするほど…」という意味で、前半と後半の両方の比較級に the を付けるのがポイントです。
2つの変化が連動することを表す
The more you practice, the better you become.
- 練習すればするほど、上手になります。
The higher you climb, the colder it gets.
- 高く登るほど、寒くなります。
よくある間違い
More you read, more you know.
基本の形
The more you read, the more you know.
「〜すればするほど…」は前半と後半の両方の比較級に the を付けます。the を落とさず The more ..., the more ... にします。
「The more you practice, the better you become.」はどういう意味ですか。
倍数の表し方
倍数表現(X times as … as)で「〜の何倍」が言えるようになる
「Bの何倍〜」と大きさや数を比べるときは X times as + 原級 + as B を使います。2倍は twice as … as、3倍以上は three times as … as のように言います。比較級ではなく、as と as のあいだは原級のままにします。
- 2倍
- twice as + 原級 + as B
- 3倍以上
- … times as + 原級 + as B
倍数で大きさや量を比べる
This bridge is twice as long as that one.
- この橋はあの橋の2倍の長さです。
My room is three times as big as yours.
- 私の部屋はあなたの部屋の3倍の広さです。
よくある間違い
This box is twice bigger than that one.
基本の形
This box is twice as big as that one.
「〜の何倍」は as ... as の形で表します。twice の後ろは比較級 bigger ではなく、as big as にします。
「彼の家は私の家の3倍の大きさだ」の英語はどうなりますか。
まとめ
- like A better than B と like ... the best を使い分けて、2つの中での好みや全体の中で一番好きなものが言えるようになる
- one of the + 最上級 + 複数名詞を使って「最も〜なもののひとつ」が言えるようになる
- much / far / a lot などを比較級の前に置いて差の大きさを強めた文が言えるようになる
- the 比較級 …, the 比較級 … で「〜すればするほど」が言えるようになる
- 倍数表現(X times as … as)で「〜の何倍」が言えるようになる