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代名詞

不定代名詞

something / anything / nothing

説明

something / someone などは、ものや人をはっきり特定せずに表します。

「何か食べたい」「誰もいない」「どこかへ行こう」のように、具体的に名前を出さずにぼかして伝えたいときに使います。

something / someone などを不定代名詞と呼びます。このページでは、場所を表す somewhere なども一緒に学びます。

some- / any- / no- を、文の種類と伝えたい意味に合わせて選びます。勧める疑問文での some- や、「どれでも」を表す any- にも注目します。

前半と後半を組み合わせて覚える不定代名詞

肯定・疑問・否定での基本を示しています。some- と any- は、伝えたい意味によってほかの文の形でも使います。

種類some-:何か・誰か・どこかany-:疑問文・否定文での基本全否定
もの
something
anything
nothing
人
someone
anyone
no one
場所
somewhere
anywhere
nowhere
不特定の人・もの・場所を表す

人・もの・場所を特定できなくても、ある・ない・尋ねたいを言えます。

文何をぼかしているか
Someone is outside.
誰かは分からないが、人がいる
Is there anything in the box?
何があるか分からないまま尋ねる
There is nothing in the box.
具体名を挙げず、中には何もないと伝える
Let's go somewhere quiet.
場所を決めず、静かなどこかへ誘う

今回のゴール

  • some- / any- / no- 系の不定代名詞(もの・人・場所)を、文の種類(肯定・疑問・否定・全否定)に合わせて使い分けられるようになる

some- / any- / no- の使い分け

ゴール

some- / any- / no- 系の不定代名詞(もの・人・場所)を、文の種類(肯定・疑問・否定・全否定)に合わせて使い分けられるようになる

something / anything / nothing は文の種類と意味に合わせて選びます。基本は、肯定文なら some-、疑問文と否定文なら any-、「ひとつもない」と全部を否定するなら no- を選びます。そのうえで「もの」なら -thing、「人」なら -one、「場所」なら -where を後ろに付けて組み合わせます。

勧め・依頼や、あると期待して尋ねる疑問文では some- も使います。また any- は肯定文でも「どれでも・誰でも・何でも」を表します。 文が肯定か疑問かだけで機械的に選ばないようにします。

文の意味と表す対象を分けて選ぶ2段階
  1. 何を伝えたいか、文の種類と合わせて確認する

    選ぶ形:
    • 何かある・あると期待する → some-
    • 有無を尋ねる・not で否定する・どれでもよい → any-
    • それ自体で全否定する → no-
  2. 表すものを確認する

    選ぶ形:
    • もの → -thing
    • 人 → -one
    • 場所 → -where

something と anything で有無を伝える

肯定文:何かある

There is something in the box.

箱の中に何かあります。
解説
箱の中身を特定せずに、何かがあることを伝えるので something です。
同じ箱について、あるか尋ねて否定する
Q

Is there anything in the box?

箱の中に何かありますか?
A

No, there isn't anything in the box.

いいえ、箱の中には何もありません。
解説
あるか分からずに尋ねるときは anything、何もないと答えるときは not ... anything が基本です。There is nothing in the box. と言っても同じ否定を表せます。

肯定・疑問・否定で some- / any- を選ぶ

肯定文 → some-

I want something to drink.

何か飲み物がほしいです。
解説
具体的な飲み物を決めずに「何か」を求めているので some- を使います。something to drink で「何か飲むもの」という意味です。
疑問文 → any-

Do you have anything to eat?

何か食べるものはありますか?
解説
疑問文では any- を使うのが基本です。anything to eat で「何か食べるもの」という意味です。
肯定文 → something

I have something to eat.

食べるものがあります。
解説
食べるものがあると伝える肯定文なので something を使います。
否定文 → not ... anything

I don't have anything to eat.

食べるものが何もありません。
解説
同じ「食べるもの」でも、ないと伝える否定文では not ... anything を使うのが基本です。

勧める疑問文では some- を使う

勧める疑問文 → some-

Would you like something to drink?

何か飲み物はいかがですか?
解説
勧める気持ちがある疑問文では some- を使うことがあります。

人や全否定を表す

否定文 → any-

I don't know anyone here.

ここには知っている人がいません。
解説
don't know anyone で「知っている人が誰もいない」と、知っている人の存在を否定しています。 標準的な英語でこの意味を表すときは、don't と no one を重ねません。
全否定 → no-

There is nothing in the box.

箱の中には何もありません。
解説

動詞は is のままで、nothing 自体が「何もない」という否定を表します。

There isn't anything in the box. は、isn't の not で否定する形です。同じ意味を表す2通りの形として覚え、nothing にさらに not を重ねないようにします。

肯定文の any-:誰でも

Anyone can join the club.

誰でもそのクラブに参加できます。
解説
anyone は参加できる人を限定せず、「誰でも」を表しています。 肯定文でも使える any- の用法です。

場所を表す

場所 → somewhere

Let's go somewhere quiet.

どこか静かなところへ行きましょう。
解説
somewhere は「どこか」を表します。quiet のような形容詞は、somewhere の後ろに置いて説明します。
場所の疑問文 → anywhere

Is there anywhere quiet?

どこか静かな場所はありますか?
解説
静かな場所があるかを尋ねています。場所を表すので anything ではなく anywhere を使い、quiet を後ろに置きます。
場所の全否定 → nowhere

There is nowhere quiet.

静かな場所はどこにもありません。
解説
nowhere 自体が「どこにも〜ない」を表します。There isn't anywhere quiet. と言っても同じ意味です。

every- で全体を表す

every-:全員

Everyone is ready.

全員が準備できています。
解説
everyone は「すべての人」をひとまとまりとして指し、文法上は単数として is を使います。ものなら everything、場所なら everywhere です。
not every-:全員ではない

Not everyone agreed.

全員が賛成したわけではありません。
解説
not everyone は「賛成しない人もいた」という部分否定です。No one agreed.「誰も賛成しませんでした」という全否定とは意味が違います。
同じ意味の -body
someone / anyone / no one は、somebody / anybody / nobody とほぼ同じ意味です。
every- で全体を指す
everyone / everybody は「全員」、everything は「すべてのもの・こと」、 everywhere は「至る所」を表します。全体を指していても everyone や everything を主語にした動詞は単数形です。
主語にしたときの動詞と、形容詞の位置

someone / anyone / no one / something などを主語にするときは単数として扱い、Someone is waiting. のように is / does などを使います。

形容詞で説明するときは something interesting / someone kind のように後ろに置きます。

性別が分からない人を後から受ける代名詞には、単数の they / their をよく使います。たとえば Someone left their bag. と表せます。

よくある間違い

Someone are waiting outside.

基本の形

Someone is waiting outside.

someone を主語にするときは単数として扱います。現在進行形でも be 動詞は are ではなく is にします。

よくある間違い

I don't know no one here.

基本の形

I don't know anyone here.

標準的な英語で「誰も知らない」と言うときは、don't know anyone または know no one を使います。この意味で don't と no one を重ねません。

よくある間違い

I want interesting something.

基本の形

I want something interesting.

something を形容詞で説明するときは、something interesting のように形容詞を後ろに置きます。interesting something の語順にはしません。

理解度チェック

「I don't know anyone here.」はどういう意味ですか。

まとめ

  • some- / any- / no- 系の不定代名詞(もの・人・場所)を、文の種類(肯定・疑問・否定・全否定)に合わせて使い分けられるようになる