名詞節(that / if / whether)

名詞節はthat/if/whetherで始まり、文全体で名詞の働きをする節です。「I think that...」「I don't know if...」などの使い方を解説。主語・目的語・補語としての用法の違いや、thatの省略ルールもトレーニング付きで学べます。

説明

名詞節とは、文全体を名詞のように使う構造です。

that / whether / if で導き、主語・目的語・補語として機能します。

疑問詞で導く名詞節は間接疑問文とも呼ばれます。

今回のゴール

  • that / if / whether を使った名詞節を作れる。
  • 名詞節を主語・目的語・補語として使い分けられる。
  • if と whether を場面に応じて使い分けられる。
  • 間接疑問文(wh語を使った名詞節)を正しい語順で作れる。
  • 形式主語構文(It is ... that 〜)を使える。

that / if / whether を使った名詞節を作れる

文の形

that節: 主文 + that + 主語 + 動詞

if/whether節: 主文 + if/whether + 主語 + 動詞

ポイント

名詞節は that / if / whether で導き、「〜ということ」「〜かどうか」を表します。that節は「〜ということ」(I think that he is kind.)、if/whether節は「〜かどうか」(I don't know if she will come.)という意味です。口語ではthatを省略することが多く、名詞節内は肯定文の語順を保ちます。

例文

I think that this book is interesting.

私はこの本が面白いと思います。

解説: that 節が think の目的語。口語では that を省略可能 (I think this book is interesting.)。

I don't know if she will come to the party.

彼女がパーティーに来るかどうかわかりません。

解説: if 節が know の目的語。「〜かどうか」という意味。whether も使えます。

I wonder if this is the right answer.

これが正しい答えかどうか気になります。

解説: wonder(〜かどうか気になる)の後は if / whether を使います。「正しいかどうか」を疑問に思う表現。

名詞節を主語・目的語・補語として使い分けられる

ポイント

名詞節は文中で主語・目的語・補語として使えます。主語として使う場合(That he is honest is clear.)はやや硬い表現、目的語として使う場合(I know that you are busy.)が最も一般的、補語として使う場合(The problem is that we don't have time.)はbe動詞の後に置きます。

例文

I know that you are busy.

あなたが忙しいのは知っています。

解説: 目的語としての名詞節。最も一般的な使い方で、動詞の後に置きます。

Whether he will agree or not is uncertain.

彼が同意するかどうかは不確かです。

解説: whether 節が主語。or not と一緒に使い、文頭なので if ではなく whether を使用。

The fact is that we need more time.

事実は、私たちにはもっと時間が必要だということです。

解説: that 節が補語(be動詞の後)になっています。事実の内容を説明する役割。

if と whether を場面に応じて使い分けられる

ポイント

if と whether はどちらも「〜かどうか」という意味ですが、使い分けがあります。whether は文頭で主語になる節や、whether or not の形でよく使われます。if は目的語の節では使えますが、文頭で主語になる節には使いません。

例文

I don't know if she will come.

彼女が来るかどうかわかりません。

解説: 目的語として使う場合はifでもwhetherでもOK。ifの方がやや口語的。

I don't know whether she will come or not.

彼女が来るかどうかわかりません。

解説: whether ... or not は自然で明確な形です。目的語なら if ... or not も可能ですが、 文頭では whether を使います。

Whether to accept the offer is a big decision.

そのオファーを受けるかどうかは大きな決断です。

解説: whether + to不定詞も可能。文頭ではifではなくwhetherを使います。

間接疑問文(wh語を使った名詞節)を正しい語順で作れる

ポイント

wh語(what, where, who, when, why, how)で導かれる節も名詞節として使えます。この形は「間接疑問文」と呼ばれ、wh語の後は「肯定文の語順」(主語 + 動詞)にします。疑問文の語順(do/does + 主語)にはしません。

例文

Do you know where he lives?

彼がどこに住んでいるか知っていますか?

解説: where の後は肯定文の語順(he lives)。NOT: where does he live

Tell me what he said.

彼が何を言ったか教えてください。

解説: what の後は肯定文の語順(he said)。NOT: what did he say

I wonder who she is.

彼女が誰なのか気になります。

解説: who の後は肯定文の語順(she is)。wonder の後に間接疑問文を置きます。

形式主語構文(It is ... that 〜)を使える

ポイント

that節を主語にすると文頭が長くなるため、It を仮主語にして、that節を後ろに回すことができます。「It is + 形容詞 + that 〜」の形がよく使われます。意味は変わりませんが、英語では形式主語構文の方が自然です。

例文

It is clear that he is honest.

彼が正直だということは明らかです。

解説: 元の形は「That he is honest is clear.」。It を仮主語にして that 節を後ろに回しています。

It is important that we study hard.

私たちが一生懸命勉強することが重要です。

解説: It is important + that 〜 の形。that節の内容の重要性を述べています。

It is surprising that she passed.

彼女が合格したのは驚きです。

解説: surprising(驚くべき)+ that 節。It を使って自然な語順にしています。

つまずきポイント集

I think that is he kind.

I think that he is kind.

解説: 名詞節内は肯定文の語順 (he is) にします。疑問文の語順にはしません。

I don't know where is he.

I don't know where he is.

解説: 名詞節では疑問詞の後も肯定文の語順 (he is) にします。

If she will come or not is unclear.

Whether she will come or not is unclear.

解説: 文頭で主語になる節では whether を使います(if は使いません)。

I wonder that she is happy.

I wonder if she is happy.

解説: wonder(〜かどうか気になる)の後は if / whether を使います。that は使いません。

まとめ

  • 名詞節は that / if / whether で導き、「〜ということ」「〜かどうか」を表すことを理解した。
  • 名詞節内は肯定文の語順を保ち、疑問文の語順にはしないことを理解した。
  • 文頭で主語になる節では whether、目的語の節では if / whether の両方が使えることを覚えた。
  • 間接疑問文では wh語の後に肯定文の語順(主語 + 動詞)を使うことを理解した。
  • 形式主語構文(It is ... that 〜)で長い主語を後ろに回せることを理解した。