001 / 130

文の基本要素

英語の品詞

名詞・動詞・形容詞 など

説明

品詞は、単語が文の中で果たす役割を表します。

「本」は名前、「走る」は動き、「新しい」は説明を表します。このような文中での役割を分類したものが品詞です。品詞が分かると、各単語の働きを追いやすくなります。

最初から分類名をすべて暗記する必要はありません。名詞は名前、動詞は動きや状態、形容詞は説明というように、例文の中で役割を確かめます。

同じ単語でも、使い方によって品詞が変わることがあります。単語の意味だけで決めず、文中の位置や周りの語も手がかりにします。

主な品詞
品詞説明・例
名詞
人・もの・場所の名前を表します — 例: student, book, school
代名詞
名詞の代わりに使います — 例: I, you, we, they
動詞
動きや状態を表します — 例: run, eat, am, is
形容詞
名詞の様子を説明します — 例: new, small, good
副詞
動きや程度を説明します — 例: fast, very, well
助動詞
動詞に意味を加えます — 例: can
前置詞
名詞や代名詞の前に置き、場所・時間・方向などの関係を表します — 例: in, on, at
冠詞
名詞の前に付く短い語です — 例: a, an, the
間投詞
気持ちを表します — 例: oh, wow
接続詞
語と語、文と文をつなぎます — 例: and, but
品詞を組み合わせると、文を少しずつ詳しくできる
文加わった情報
Dogs run.
名詞 + 動詞で、誰が何をするか
Small dogs run.
形容詞で、どんな犬か
Small dogs run quickly.
副詞で、どのように走るか
Small dogs run quickly in the park.
前置詞句で、どこで走るか

今回のゴール

  • 主な品詞の役割を例文の中で見分けられるようになる
  • 同じ単語でも文中の使われ方で品詞が変わることを理解できるようになる
  • 文の中の位置や周りの語から品詞を見分けられるようになる

例文の中で品詞の役割を見分ける

ゴール

主な品詞の役割を例文の中で見分けられるようになる

品詞は、単語を役割ごとに分けた名前です。分類名を一度に暗記するのではなく、「名前」「動きや状態」「説明」のように、文中での働きを例文で確かめると理解しやすくなります。

品詞と文の役割
品詞は「単語の種類」です。主語・動詞・目的語などは「文の中での役割」です。

名前・動き・説明を表す語

名詞

I like music.

私は音楽が好きです。
解説
music は「音楽」という名前を表す名詞です。
代名詞

I like it.

私はそれが好きです。
解説
it は名詞 music の代わりに使う代名詞です。
動詞

I run fast.

私は速く走ります。
解説
run は「走る」という動きを表す動詞です。
形容詞

a new book

新しい本
解説
new は book がどんな本かを説明する形容詞です。
副詞

I run fast.

私は速く走ります。
解説
fast は run(動詞)の様子を説明する副詞です。

文に関係や意味を加える語

前置詞

The cat is on the table.

その猫はテーブルの上にいます。
解説
on は「テーブルとの位置関係(〜の上)」を示す前置詞です。
助動詞

I can swim.

私は泳げます。
解説
can は動詞 swim に「できる」という意味を足す助動詞です。
冠詞

I have a pen.

私はペンを1本持っています。
解説
a は pen の前について、名詞を使うための冠詞です。
接続詞

I like tea and coffee.

私はお茶とコーヒーが好きです。
解説
and は tea と coffee をつなぐ接続詞です。
間投詞

Wow! This is big.

わあ!これは大きいです。
解説
Wow は驚きや感動を表す間投詞です。

よくある間違い

I happy.

基本の形

I am happy.

happy は形容詞で、文の動詞にはなれません。主語の状態を表すときは be動詞を入れます。

よくある間違い

Cat is cute.

基本の形

The cat is cute.

cat のような数えられる名詞を単数で使うときは、a / the などの冠詞を前に置きます。冠詞も独立した品詞です。

理解度チェック

前置詞の役割は何ですか。

同じ単語で変わる品詞

ゴール

同じ単語でも文中の使われ方で品詞が変わることを理解できるようになる

単語の形だけで品詞が決まるとは限りません。同じ形の単語でも、文中での使い方によって役割が変わります。

たとえば work は「仕事」という名詞にも、「働く」という動詞にもなります。単語だけを見て決めるのではなく、文の中でどんな役割をしているかを見ます。

複数の品詞を持つ単語
単語品詞意味・例
work
名詞
仕事 — I have a lot of work.
work
動詞
働く — I work every day.
run
名詞
走ること — a morning run
run
動詞
走る — I run every morning.
fast
形容詞
速い — a fast car
fast
副詞
速く — I run fast.
理解度チェック

「I run every morning.」の run の品詞は何ですか。

文の中で品詞を見分ける

ゴール

文の中の位置や周りの語から品詞を見分けられるようになる

英語では、品詞ごとに置かれやすい場所があります。名詞や代名詞は「誰が・何が」の位置に来やすく、その後ろには動詞がよく続きます。形容詞は名詞の前などに置き、その名詞を詳しく説明します。

品詞ごとの配置
品詞働き・位置例
名詞
人・もの・場所の名前
a book
動詞
動きや状態を表す位置
I run.
形容詞
名詞の前 / be動詞の後
a kind teacher
副詞
動詞や形容詞の近く
run fast
前置詞
名詞の前
in the room
冠詞
名詞の前
a book, the sun

短い文を品詞に分ける

1つの短い文でも単語ごとに役割があります。「I like music.」では、I が「誰が」、like が「どうする」、music が「何を」にあたります。品詞を見ると、文の中の役割を追いやすくなります。

I like music. の品詞分解
単語品詞役割
I
代名詞
「私」を表す
like
動詞
「好きである」という気持ち・状態を表す
music
名詞
好きなものの名前を表す

よくある間違い

I a book have.

基本の形

I have a book.

英語では「主語 → 動詞 → 目的語」の順に置きます。動詞 have は主語のすぐ後に来ます。

理解度チェック

形容詞の代表的な置き場所はどこですか。

まとめ

  • 主な品詞の役割を例文の中で見分けられるようになる
  • 同じ単語でも文中の使われ方で品詞が変わることを理解できるようになる
  • 文の中の位置や周りの語から品詞を見分けられるようになる