品詞の基本
英語の単語が、文の中でどんな役割をするかを学びます。
説明
英語の単語には、文の中での役割があります。
「本(名前)」「走る(動き)」「新しい(説明)」のように、単語にはそれぞれ文の中で果たす役割があります。
この役割の種類を「品詞」と呼びます。品詞を見ると、文の中でどの単語がどんな働きをしているかが分かります。
英語には名詞・代名詞・動詞・形容詞・副詞・助動詞・前置詞・冠詞・間投詞・接続詞の10種類の品詞があります。
主な品詞
| 品詞 | 説明・例 |
|---|---|
| 名詞 | 人・もの・場所の名前を表します (student, book, school) |
| 代名詞 | 名詞の代わりに使います (I, you, we, they) |
| 動詞 | 動きや状態を表します (run, eat, am, is) |
| 形容詞 | 名詞の様子を説明します (new, small, good) |
| 副詞 | 動きや程度を説明します (fast, very, well) |
| 助動詞 | 動詞に意味を加えます (can) |
| 前置詞 | 名詞の前で場所や時間を表します (in, on, at) |
| 冠詞 | 名詞の前に付く短い語です (a, an, the) |
| 間投詞 | 気持ちを表します (oh, wow) |
| 接続詞 | 語と語、文と文をつなぎます (and, but) |
今回のゴール
- 名詞・動詞・形容詞など、10の品詞それぞれが文中で何をするかがわかる。
- 文の中での使われ方から品詞を見分けられる。
- 文中の各単語の品詞を見分けて、主語・動詞・目的語などの位置を読み取れる。
名詞・動詞・形容詞など、10の品詞それぞれが文中で何をするかがわかる。
品詞は、単語を役割ごとに分けた名前です。
最初から10種類を全部暗記しようとするより、「名前」「動き」「説明」のように、文の中での働きとして例文で確かめていくと分かりやすくなります。
例文
I like music.
私は音楽が好きです。
I like it.
私はそれが好きです。
I run fast.
私は速く走ります。
a new book
新しい本
I run fast.
私は速く走ります。
The cat is on the table.
その猫はテーブルの上にいます。
文の中での使われ方から品詞を見分けられる。
品詞は、単語そのものだけで決まるとは限りません。
同じ形の単語でも、文の中での使い方によって役割が変わることがあります。
文中の働きで品詞を判別
| 見るところ | 例 |
|---|---|
| 人・もの・場所の名前 | student, book, school |
| 動きや状態 | run, eat, am |
| 名詞の説明 | new book, small bag |
| 動きの説明 | run fast, speak slowly |
たとえば work は「仕事」という名詞にも、「働く」という動詞にもなります。
単語だけを見て決めるのではなく、文の中でどんな役割をしているかを見ます。
複数の品詞を持つ単語
| 単語 | 品詞1 | 品詞2 |
|---|---|---|
| work | 名詞: 仕事(I have a lot of work.) | 動詞: 働く(I work every day.) |
| run | 名詞: 走ること(a morning run) | 動詞: 走る(I run every morning.) |
| fast | 形容詞: 速い(a fast car) | 副詞: 速く(I run fast.) |
文中の各単語の品詞を見分けて、主語・動詞・目的語などの位置を読み取れる。
英語の文では、品詞ごとに置かれやすい場所があります。
名詞や代名詞は「誰が・何が」の位置に来やすく、動詞はそのすぐ後に来ることが多いです。
形容詞は名詞の前に置いて、名詞を詳しく説明することが多いです。
品詞ごとの配置
| 品詞 | 主な配置 | 例 |
|---|---|---|
| 名詞 | 人・もの・場所の名前 | a book |
| 動詞 | 動きや状態を表す位置 | I run. |
| 形容詞 | 名詞の前 / be動詞の後 | a kind teacher |
| 副詞 | 動詞や形容詞の近く | run fast |
| 前置詞 | 名詞の前 | in the room |
| 冠詞 | 名詞の前 | a book, the sun |
1つの短い文でも、単語ごとに役割があります。
I like music. の品詞分解
| 単語 | 品詞 | 役割 |
|---|---|---|
| I | 代名詞 | 「私」を表す |
| like | 動詞 | 「好き」という動きを表す |
| music | 名詞 | 好きなものの名前を表す |
「I like music.」では、I が「誰が」、like が「どうする」、 music が「何を」にあたります。品詞を見ると、文の中の役割が見えやすくなります。
つまずきポイント集
I happy.
I am happy.
解説: happy は形容詞で、文の動詞にはなれません。主語の状態を表すときは be動詞を入れます。
I sing beautiful.
I sing beautifully.
解説: sing は動詞なので、動作の様子を説明する副詞が必要です。形容詞 beautiful ではなく副詞 beautifully を使います。
a quickly runner
a quick runner
解説: runner は名詞です。名詞を説明するときは副詞 quickly ではなく形容詞 quick を使います。
まとめ
- 名詞・動詞・形容詞など、10の品詞それぞれが文中で何をするかがわかる。
- 文の中での使われ方から品詞を見分けられる。
- 文中の各単語の品詞を見分けて、主語・動詞・目的語などの位置を読み取れる。