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代名詞

再帰・相互代名詞

myself / each other

説明

再帰代名詞は「自分自身」、相互代名詞は「お互い」を表します。

「自分でやりました」「彼は自分を責めた」「お互いを助け合った」のように、動作の対象が自分自身やお互いであることを伝えたいときに使います。

再帰代名詞(myself / yourself / himself など)は「自分自身」を、相互代名詞(each other / one another)は「お互い」を指します。

主語ごとにセットで覚える再帰代名詞
主語再帰代名詞
I
myself
you:単数
yourself
he
himself
she
herself
it
itself
we
ourselves
you:複数
yourselves
they
themselves
分けて覚える:自分自身への動作とお互いへの動作
表現伝わること
He hurt him.
彼が別の男性を傷つけた
He hurt himself.
彼が自分自身を傷つけた
Tom and Mary looked at themselves.
2人がそれぞれ自分自身を見た
Tom and Mary looked at each other.
2人がお互いを見た

今回のゴール

  • 再帰代名詞(myself / herself / themselves など)を使って「自分自身を〜する」という文が作れるようになる
  • 相互代名詞(each other / one another)を使って「お互いに〜する」という文が作れるようになる
  • by myself(ひとりで)と強調用法(I myself)の2つの使い方の違いを理解する

再帰代名詞で自分自身への動作を表す

ゴール

再帰代名詞(myself / herself / themselves など)を使って「自分自身を〜する」という文が作れるようになる

再帰代名詞は、動作の対象が主語自身のときに使い、主語に合わせて myself / yourself / himself などを選びます。主語と目的語が同じ人を指すときは、him や her ではなく himself や herself を使います。

肯定文の形
主語 + 動詞 + 再帰代名詞

主語に合わせて myself / yourself / himself などを選びます。

主語に合わせて再帰代名詞を選ぶ

再帰代名詞:myself

I hurt myself.

私は自分自身を傷つけました。
解説
主語が I なので myself を使います。自分で自分を傷つけた状況。
再帰代名詞:herself

She looked at herself in the mirror.

彼女は鏡で自分を見ました。
解説
主語が She なので herself を使います。「自分自身を見る」のように主語と目的語が同じ人を指すとき、再帰代名詞を使います。
再帰代名詞:themselves

They enjoyed themselves at the party.

彼らはパーティーで楽しい時間を過ごしました。
解説

主語が They なので themselves を使います。

enjoy themselves は「楽しい時間を過ごす」というひとまとまりの表現です。主語に合わせて enjoy myself / yourself / themselves などを使います。

よくある間違い

He hurt him.

基本の形

He hurt himself.

主語と目的語が同じ人を指すときは再帰代名詞(himself / themselves など)を使います。him / them だと別の人になります。

よくある間違い

I enjoyed me at the party.

基本の形

I enjoyed myself at the party.

enjoy oneself は「楽しむ」の定型表現です。enjoy me ではなく enjoy myself のように再帰代名詞を使います。

理解度チェック

she の再帰代名詞は何ですか。

each other でお互いへの動作を表す

ゴール

相互代名詞(each other / one another)を使って「お互いに〜する」という文が作れるようになる

相互代名詞は、複数の人が互いに同じ動作をするときに使います。each other は2語でひとつの代名詞として覚えます。each other と one another はほぼ同じ意味で使えます。

肯定文の形
複数の主語 + 動詞 + each other / one another

複数の人が互いに同じ動作をするときに使います。

使い分け
each other は2人または少人数、one another は3人以上で使うとされますが、実際にはどちらもほぼ同じ意味で使えます。one another の方がやや形式的です。
themselves との違い
themselves は「それぞれ自分自身」を表し、each other は「お互い」を表します。They looked at themselves. はそれぞれが自分を見た、They looked at each other. は互いに相手を見た、という違いです。

each other / one another で互いの動作を表す

each other

Tom and Mary love each other.

トムとメアリーはお互いに愛し合っています。
解説
Tom と Mary がお互いを愛しているという関係を表しています。one another に置き換えても意味はほぼ同じです。
one another

The students introduced themselves to one another.

生徒たちはお互いに自己紹介をしました。
解説

one another を使っています。伝統的には3人以上に使うと説明されることがありますが、実際には人数にかかわらず each other とほぼ同じ意味で使えます。

one another のほうが少し改まって聞こえることがあります。

よくある間違い

Tom and Mary love each others.

基本の形

Tom and Mary love each other.

「お互いに」は each other という決まった形で使います。other に -s は付けません。

理解度チェック

「彼らは互いに助け合った」の英語はどうなりますか。

by myself と強調用法

ゴール

by myself(ひとりで)と強調用法(I myself)の2つの使い方の違いを理解する

再帰代名詞は by myself / by yourself などで「ひとりで」「自力で」という意味です。主語のすぐ後に置いて、「〜自身が」「〜自ら」と強調することもできます。

再帰代名詞の2つの使い方
形意味例
by + 再帰代名詞
ひとりで / 自力で
by myself
主語 + 再帰代名詞 / 文末 + 再帰代名詞
〜自身が / 〜自ら
I myself ... / ... myself
省いて判断できる
I made this cake myself. の myself は強調なので、省いても文の骨組みは成立します。一方、I hurt myself. の myself は「誰を傷つけたか」を示す目的語です。省ける強調なのか、動作の対象として必要なのかを確認すると、再帰用法との違いを判断できます。

再帰代名詞で自力・強調・定型表現を示す

by + 再帰代名詞

I did it by myself.

私はそれを自分ひとりでやりました。
解説
by myself で「ひとりで」「自力で」という意味です。alone と近い意味になることもありますが、by myself は「他の人の助けなしで」という感じを出しやすいです。
強調用法

I myself made this cake.

私自身がこのケーキを作りました。
解説
主語 I の直後に myself を置くと、「ほかでもない私自身が」という強調の意味になります。他の人ではなく自分がやったことを伝えたいときに使います。
強調用法:文末に置く

I made this cake myself.

私が自分でこのケーキを作りました。
解説
myself は文末に置いても同じ強調の意味になります。「ひとりで」を表す by myself とは違い、「他の人ではなく自分がやった」ことを強調します。
再帰代名詞:決まった表現

She can take care of herself.

彼女は自分の面倒を見られます。
解説
take care of herself は「自分の面倒を見る」というひとまとまりの表現です。主語が she なので herself を使います。

よくある間違い

I did it by me.

基本の形

I did it by myself.

「ひとりで」を表す定型表現は by + 再帰代名詞です。by me ではなく by myself を使います。

理解度チェック

文末に強調の myself を置いて、「私が自分でこのケーキを作りました」と言う英語はどうなりますか。

まとめ

  • 再帰代名詞(myself / herself / themselves など)を使って「自分自身を〜する」という文が作れるようになる
  • 相互代名詞(each other / one another)を使って「お互いに〜する」という文が作れるようになる
  • by myself(ひとりで)と強調用法(I myself)の2つの使い方の違いを理解する