「〜を…と呼ぶ・する」
call / make + O + C
call A B / make A happy などで、O = C の関係を表します。
説明
SVOC文型は、目的語の状態や名前を補語で説明します。
「彼をマイクと呼ぶ」「そのニュースでうれしくなった」「部屋をきれいに保つ」のように、目的語の状態や名前を伝えたいときに使います。
(O)と(C)が「O = C」の関係になるのが特徴です。
補語(C)には名詞・形容詞・分詞のいずれかを置きます。
| 動詞 | 意味 | C に来るもの |
|---|---|---|
| call / name | A を B と呼ぶ・名付ける | 名詞 |
| make / get | A を B の状態にする・なる | 形容詞 / 分詞 |
| keep / leave | A を B のまま保つ・置いておく | 形容詞 / 分詞 |
| find / think | A が B だとわかる・思う | 形容詞 / 名詞 |
| 順序 | 見ること | 判断すること |
|---|---|---|
| 1 | 動詞の後ろに目的語があるか | him / me / the room などが O |
| 2 | その後ろが O を説明しているか | O = C の関係なら SVOC |
| 3 | C の種類 | 名前なら名詞、状態なら形容詞・分詞 |
| 4 | SVOO と混同していないか | 人 + もの ではなく、O + 状態/名前かを見る |
今回のゴール
- SVOC で「対象を〜と呼ぶ・名付ける」が言えるようになる
- SVOC で「対象を〜の状態にする・保つ」が言えるようになる
- 補語(C)に名詞・形容詞・分詞を置けるようになる
- O と C の間に be動詞を入れないルールを覚える
- SVOO(第4文型)と SVOC(第5文型)の違いを見分けられるようになる
SVOC で「対象を〜と呼ぶ・名付ける」が言えるようになる
call と name は、対象を「〜と呼ぶ・名付ける」と言うときに使う代表動詞です。
目的語(O)の名前や呼び方を、補語(C)として後ろに直接置きます。O と C はイコール関係になるのが特徴です。
例文
We call him Tom.
私たちは彼をトムと呼びます。
They named their baby Emma.
彼らは赤ちゃんをエマと名付けました。
My friends call me Ken.
友達は私をケンと呼びます。
SVOC で「対象を〜の状態にする・保つ」が言えるようになる
make / get / keep / leave / find / think は、対象を「ある状態にする・保つ・わかる」と言うときに使います。
make / get は 状態の変化、keep / leave は 状態の維持、find / think は 受け手の判断を表します。
例文
The news made me happy.
そのニュースを聞いて、うれしくなりました。
Keep your room clean.
部屋をきれいに保ちなさい。
I found the book interesting.
私はその本が面白いとわかりました。
She painted her room white.
彼女は部屋を白く塗りました。
補語(C)に名詞・形容詞・分詞を置けるようになる
SVOC の補語(C)には、名詞・形容詞・分詞 の 3 種類を置けます。
名詞は呼び名や名前、形容詞は性質や状態、分詞は「〜している / 〜された状態」を表します。 「O = C」の関係を、3 つのうちどの品詞で表すかが軸になります。
| 品詞 | 例 | 意味 |
|---|---|---|
| 名詞 | They call me Ken. | 呼び名(me = Ken) |
| 形容詞 | Exercise keeps me healthy. | 性質・状態(me = healthy) |
| 現在分詞 | I heard her singing. | 〜している(her = 歌っている状態) |
| 過去分詞 | Keep the door closed. | 〜された(the door = 閉められた状態) |
例文
They call me Ken.
彼らは私をケンと呼びます。
Exercise keeps me healthy.
運動は私を健康に保ちます。
Keep the door closed.
ドアを閉めたままにしておいて。
O と C の間に be動詞を入れないルールを覚える
SVOC では、O と C の間に be動詞(is / was など)を入れません。
英語では「O が C である」という意味は、be動詞を使わなくても 動詞 + O + C の並びそのもので表せるためです。
be動詞を入れたくなるのは「O は C です」という日本語訳の「は」につられるからですが、英語では並べるだけで十分です。
例文
She named her cat Luna.
彼女は猫をルナと名付けました。
The movie made her sad.
その映画を見て、彼女は悲しくなりました。
SVOO(第4文型)と SVOC(第5文型)の違いを見分けられるようになる
第4文型(SVOO)と第5文型(SVOC)は、どちらも 動詞 + 語 + 語 と並びが似ていますが、後ろの2語の関係が違います。
第4文型(SVOO)は「人 + もの」で、人とものは別物です(が2つ)。「人にものを〜する」の意味で、to / for を使った形に書き換えられます。
第5文型(SVOC)は「O + C」で、O = C のイコール関係になります。書き換えはできません。
見分ける軸は、後ろの2語が「=」でつながるかです。 つながれば第5文型(SVOC)、「人 ≠ もの」なら第4文型(SVOO)です。
| 文型 | 後ろ2語の関係 | 意味 | 例 |
|---|---|---|---|
| 第4文型 (SVOO) | 人 ≠ もの(別物) | 人にものを〜する | She made him a cake. |
| 第5文型 (SVOC) | O = C(イコール) | O を C と呼ぶ・C にする | She made him happy. |
例文
She made him a cake.
彼女は彼にケーキを作ってあげました。
She made him happy.
彼女は彼を幸せにしました。
I found him a job.
私は彼に仕事を見つけてあげました。
I found him honest.
私は彼が正直だとわかりました。
間違えやすいポイント
We call him is Tom.
We call him Tom.
SVOC では O と C の間に be動詞は入れません。動詞 + O + C の並びそのもので「O が C である」を表します。
The news made me to happy.
The news made me happy.
SVOC の補語(C)に形容詞を置くときは直接続けます。to は不定詞を作る語なので、形容詞の前には置けません。
She made I happy.
She made me happy.
動詞の後ろの O は目的格(me / him / her / us / them)にします。主格 (I / he / she) は文の頭だけで使う形です。
She made him a cake happy.
She made him happy. / She made him a cake.
SVOO(動詞 + 人 + もの)と SVOC(動詞 + O + C)は別の文型です。「彼をうれしくさせた」は SVOC で、SVOO と混ぜません。
まとめ
- SVOC で「対象を〜と呼ぶ・名付ける」が言えるようになる
- SVOC で「対象を〜の状態にする・保つ」が言えるようになる
- 補語(C)に名詞・形容詞・分詞を置けるようになる
- O と C の間に be動詞を入れないルールを覚える
- SVOO(第4文型)と SVOC(第5文型)の違いを見分けられるようになる