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不定詞

to不定詞

to + 動詞の原形

説明

to不定詞は、動詞を「これから向かう動作」として文の中に組み込みます。

「英語を勉強したい」「読む本」「試験に合格するために」のように、これからの動作を、別の名詞や文の意味を補う形で表したいときに使います。

文の中で名詞の位置・名詞の後ろ・文全体への添え方のどこに入れるかで、「こと」「ための」「ために」のどれを表すかが決まります。

to不定詞の3つの用法
用法意味例
名詞的用法
〜すること
I want to study.
形容詞的用法
〜するための/〜する
books to read
副詞的用法
〜するために/〜して
to pass the test
覚え方:形はまとめ、働きは位置で分ける

名詞的・形容詞的・副詞的のどの用法でも、形は to + 動詞の原形で共通です。3種類の別々な活用として覚える必要はありません。

文の中で「動作をものとして扱う」「直前の名詞を説明する」「行動の目的や感情の理由を足す」のどれをしているかで、働きを分けて読みます。

to不定詞で加えられる情報

動作を、希望の中身・名詞の説明・行動の目的として加えられます。

短い文to不定詞で加わる内容
I want a break.休憩がほしい
I want to rest.どんな動作をしたいか
I need a book.
I need a book to read.どんな本が必要か
I went to the library.
I went to the library to study.何のために行ったか
動作を名詞にするもう1つの形
「〜すること」を表すもう1つの形として動名詞 (V-ing) もあり、不定詞とは使い分けが必要です。

今回のゴール

  • to + 動詞の原形で「〜すること」(名詞用法)が言えるようになる
  • to + 動詞の原形で「〜するための」(形容詞用法)が言えるようになる
  • to + 動詞の原形で「〜するために」(副詞用法)が言えるようになる
  • want to / need to / plan to で希望・必要・予定が言えるようになる
  • tell / ask + 人 + to do でお願いや指示が言えるようになる

名詞用法:動作を名詞として扱う

ゴール

to + 動詞の原形で「〜すること」(名詞用法)が言えるようになる

to不定詞は、動作を「〜すること」として文の中に入れたいときに使えます。to の後ろは 動詞の原形で、三人称単数の -s や -ing は付けません。否定するときは not を to の前に置いて、「〜しないこと」を表します。

基本の形
基本形
to + 動詞の原形
否定形
not to + 動詞の原形

to不定詞を動作を表す名詞として使う

to + 動詞の原形

I want to go home.

家に帰りたいです。
解説
to の後は動詞の原形 go です。want の後には to が必要です。
not to + 動詞の原形

He decided not to go to the party.

彼はパーティーに行かないことに決めました。
解説
否定形は「not to + 動詞の原形」の語順が一般的です。

よくある間違い

I want go home.

基本の形

I want to go home.

want は to 不定詞とセットで使う動詞です。want to go のように to が必要です。

よくある間違い

I need to goes there.

基本の形

I need to go there.

to 不定詞の to の後は動詞の原形です。三人称単数でも -s は不要なので、goes ではなく go とします。

よくある間違い

She decided not go.

基本の形

She decided not to go.

不定詞の否定は not to + 動詞の原形です。not go ではなく not to go とします。

理解度チェック

「彼女は行かないことに決めた」を、not を to不定詞の前に置く基本的な語順で表すと、どうなりますか。

形容詞用法:名詞の用途や目的を説明する

ゴール

to + 動詞の原形で「〜するための」(形容詞用法)が言えるようになる

to不定詞を名詞の後ろに置くと、その名詞が「何をするためのものか」「何をすべきものか」を説明できます。a book to read は「読むための本」、something to drink は「飲むためのもの」のように、直前の名詞を後ろから詳しくします。

名詞を後ろから説明する形
名詞to + 動詞の原形

to不定詞で直前の名詞を説明する

名詞 + to + 動詞の原形

I have a book to read.

読む本があります。
解説
to read が book を後ろから説明して、「読むための本」「読む本」という意味を作ります。
something + to + 動詞の原形

I need something to drink.

何か飲むものが必要です。
解説
to drink が something を説明して、「飲むためのもの」という意味になります。
time + to + 動詞の原形

We have time to study.

私たちには勉強する時間があります。
解説
to study が time を後ろから説明して、「勉強するための時間」という意味を表します。

よくある間違い

I have something tell you.

基本の形

I have something to tell you.

名詞を後ろから修飾する形容詞的用法では to が必要です。something tell ではなく something to tell とします。

理解度チェック

形容詞的用法にはどんな例がありますか。

副詞用法:行動の目的を説明する

ゴール

to + 動詞の原形で「〜するために」(副詞用法)が言えるようになる

to不定詞を文全体に添えると、「何のためにするのか」という目的や、「なぜそう感じるのか」という感情・判断の理由を表せます。名詞を説明する用法と違い、直前の名詞だけではなく、文全体の動作や形容詞に理由を足す働きです。

何の理由を表すかで読む
用法答える問い例
目的
何のために?
to study:勉強するために
感情・判断の理由
なぜそう感じる?
to see you:会えて

行動の目的と感情の理由を表す

副詞的用法:目的

She went to the library to study.

彼女は勉強するために図書館に行きました。
解説
to study は「勉強するために」という目的を表しています。「なぜ図書館に行ったのか?」の答えにあたる部分です。
副詞的用法:感情の理由

I am happy to see you.

あなたに会えてうれしいです。
解説
to see you は「あなたに会えて」という理由を表しています。「なぜ嬉しいのか?」の答えにあたる部分です。
理解度チェック

「I went to the library to study.」の to study はどんな用法ですか。

want to / need to / plan to

ゴール

want to / need to / plan to で希望・必要・予定が言えるようになる

want / need / plan などは、後ろに「これからする行動」を続けやすい動詞で、「買いたい」「する必要がある」「する予定だ」のように、まだ実行していない行動を表すときによく使います。

主な不定詞を取る動詞

後ろに to不定詞を続ける代表的な組み合わせです。

表現意味
want to
〜したい
need to
〜する必要がある
plan to
〜する予定だ
hope to
〜することを願う
decide to
〜することに決める
try to
〜しようとする

希望・必要・予定を表す

want to

I want to buy a new phone.

新しいスマホを買いたいです。
解説
want to のパターンです。「〜したい」という願望を表します。want の後は to 不定詞を使います。
need to

We need to leave now.

私たちは今、出発する必要があります。
解説
need to は、これからする必要がある行動を表します。ここでは必要な行動が leave です。
plan to

They plan to visit Kyoto next month.

彼らは来月京都を訪れる予定です。
解説
plan to は、これから実行する予定や計画を表します。すでに考えている未来の行動に使えます。
hope to

I hope to see you again soon.

また近いうちに会えるといいですね。
解説
hope to のパターンです。「〜することを願う」という希望を表します。

決定や試みを表す

decide to

She decided to study abroad.

彼女は留学することに決めました。
解説
decide to は、これからする行動について決定したことを表します。decide の後ろに to不定詞を続けます。
try to

I'll try to call him tonight.

今夜、彼に電話してみます。
解説
try to は、その行動を実現しようと試みることを表します。実際にできたかどうかまでは、この形だけでは決まりません。
理解度チェック

「私は英語を勉強したい」の英語はどうなりますか。

人にしてほしいことを伝える基本

ゴール

tell / ask + 人 + to do でお願いや指示が言えるようになる

「人に〜してほしい」「人に〜するよう頼む」と言いたいときは、動詞の後ろにまず相手を置きます。日本語では「あなたに来てほしい」のように言いますが、英語では want you to come のように、人を先に出します。

まとめて覚える:相手を先に置く
want / tell / ask は意味が違っても、「動詞 + 人 + to + 動詞の原形」という語順は共通です。まず相手を動詞の直後に置く形をまとめて覚えます。
語順
主語 + tell/want/ask人 + to + 動詞の原形

希望・指示・依頼の相手を示す

want + 人 + to do

I want you to come to my party.

あなたに私のパーティーに来てほしいです。
解説
want + 人を表す you + 不定詞の to come という形です。日本語では「あなたに〜してほしい」ですが、英語では want の直後に人を置きます。
tell + 人 + to do

My teacher told me to study harder.

先生は私にもっと勉強するように言いました。
解説
tell + 人を表す me + 不定詞の to study で「〜するように言う」と表します。
ask + 人 + to do

He asked me to help him.

彼は私に手伝ってくれるよう頼みました。
解説
ask + 人を表す me + 不定詞の to help で「〜するように頼む」と表します。
理解度チェック

「彼は私に手伝ってくれるよう頼みました」の英語はどうなりますか。

まとめ

  • to + 動詞の原形で「〜すること」(名詞用法)が言えるようになる
  • to + 動詞の原形で「〜するための」(形容詞用法)が言えるようになる
  • to + 動詞の原形で「〜するために」(副詞用法)が言えるようになる
  • want to / need to / plan to で希望・必要・予定が言えるようになる
  • tell / ask + 人 + to do でお願いや指示が言えるようになる