過去のあるときにしていたことを表す

was / were + -ing

was / were + 動詞-ing で、過去に進行中だった動作を表します。

説明

過去進行形は、「〜していた」と過去のある時点で進行中だった動作を表します。

「彼が電話したとき、私は寝ていました」のように、過去のある時点で動作の途中だったことを伝えたいときに使います。

現在進行形 am/is/are + V-ing の「今〜している」を、過去にずらしたのが過去進行形 was/were + V-ing です。

主語が I / he / she / it / 単数名詞なら was、you / we / they / 複数名詞なら were を使います。

以前の習慣や今は違う過去の状態は、過去進行形ではなく used to + 動詞の原形で表します。

過去進行形で見る軸
見ること
was / were + 動詞-ingShe was studying.
主語I / he / she / it は was、you / we / they は wereThey were watching TV.
役割背景として続いていた動作を表すI was walking home when ...
過去形との違い短い出来事は過去形にするI met my friend.
used to との違い過去の習慣は used to + 原形I used to play tennis.

今回のゴール

  • 過去進行形(was / were + 動詞-ing)で肯定文・否定文・疑問文の3つの形が作れるようになる
  • 過去進行形と過去形を組み合わせて、背景として続く動作と短い出来事を含む文が言えるようになる
  • while と when を使い分けて、過去進行形と過去形を組み合わせた文が作れるようになる
  • used to で以前の習慣や今はもう違う過去の状態が言えるようになる

過去進行形(was / were + 動詞-ing)で肯定文・否定文・疑問文の3つの形が作れるようになる

過去進行形は、過去のある時点で動作の途中だったことを表します。
主語が I・he・she・it・単数名詞なら was、 you・we・they・複数名詞なら were を使います。
was / were の後は動詞の原形ではなく、動詞-ing にします。

過去進行形の3つの形
肯定文主語 + was / were + 動詞-ing
否定文主語 + wasn't / weren't + 動詞-ing
疑問文Was / Were + 主語 + 動詞-ing?

例文

肯定文(was)

She was studying at 9 p.m.

彼女は午後9時に勉強していました。

解説
主語が She なので was を使います。過去のある時点(9時)で進行中だったことを表します。
否定文(weren't)

They weren't watching TV at that time.

彼らはそのとき、テレビを見ていませんでした。

解説
否定文では was / were の後ろに not を入れます。主語が They(複数)なので weren't を使います。
疑問文(Were)
Q

Were you sleeping when I called?

私が電話したとき、寝ていましたか?

A

Yes, I was.

はい、寝ていました。

No, I wasn't.

いいえ、寝ていませんでした。

解説
疑問文は Was / Were を文頭に出します。答えるときも was / were で返します。

過去進行形と過去形を組み合わせて、背景として続く動作と短い出来事を含む文が言えるようになる

過去進行形は「背景として続いていた動作」を、過去形は「その中で起こった短い出来事」を表します。
この組み合わせで、出来事の流れを自然に語れます。

背景と出来事の役割
役割使う形
背景として続いていた動作過去進行形I was walking home
その中で起こった短い出来事過去形I met my friend

例文

背景 + 出来事

I was walking home when I met my friend.

家に歩いて帰っているとき、友達に会いました。

解説
「歩いていた」という継続動作(背景)の最中に、「友達に会った」という出来事が起こったことを表します。
背景 + 出来事

We were having dinner when the lights went out.

ちょうど夕食を食べていたときに停電になりました。

解説
「夕食を食べていた」という背景の中で、「停電になった」という出来事が起こったことを表しています。
背景 + 出来事

She was checking her phone when I called her.

私が電話したとき、彼女はスマホを見ていました。

解説
「スマホを見ていた」という継続動作の最中に、「電話した」という短い出来事が起こりました。

while と when を使い分けて、過去進行形と過去形を組み合わせた文が作れるようになる

過去進行形は when や while と組み合わせると、出来事の流れを自然に語れます。while のあとに過去進行形を続けて「続いていた動作」を、when のあとに過去形を続けて「短い出来事」を示すと整理しやすくなります。

when / while と時制
つなぎ方後ろに置きやすい形表すこと
while + ...過去進行形続いていた動作
when + ...過去形短い出来事

例文

while + 過去進行形

While we were eating, the phone rang.

食事中に電話が鳴りました。

解説
while の後ろに過去進行形(were eating)を置き、続いていた動作を表します。メインの文は短い出来事(rang)です。
when + 過去形

When I arrived, they were having dinner.

私が到着したとき、彼らは夕食を食べていました。

解説
when の後ろに過去形(arrived)で短い出来事を置き、メインの文の過去進行形(were having)で背景を示しています。
while + 過去進行形

While I was taking a bath, my brother knocked on the door.

お風呂に入っている間に、兄がドアをノックしました。

解説
while + 過去進行形で続いていた動作を表し、メインの文の過去形でその最中に起こった出来事を表します。

used to で以前の習慣や今はもう違う過去の状態が言えるようになる

used to + 動詞の原形 は、「以前はよく〜していた」「昔は〜だった」と過去の習慣や状態を表します。
過去進行形が「過去のある時点で動作の途中だったこと」を表すのに対して、used to は今は違う過去の習慣・状態を表します。

過去進行形と used to の違い
表すこと
was / were + 動詞-ing過去のある時点で進行中だった動作I was playing tennis at three.
used to + 動詞の原形以前の習慣・今は違う過去の状態I used to play tennis after school.
used to の形
文の種類
肯定文主語 + used to + 動詞の原形
否定文主語 + didn't use to + 動詞の原形
疑問文Did + 主語 + use to + 動詞の原形?
be used to との違い
used to + 動詞の原形は「以前は〜していた」です。be used to + 名詞/-ing は「〜に慣れている」という別の表現なので、I'm used to getting up early. のように -ing を使います。

例文

以前の習慣

I used to play tennis after school.

私は以前、放課後によくテニスをしていました。

解説
used to の後ろは動詞の原形 play です。今はその習慣がないことを含みやすい表現です。
以前の状態

She used to live in Osaka.

彼女は以前、大阪に住んでいました。

解説
「以前は住んでいた」という過去の状態を表します。今は大阪に住んでいない可能性が高い言い方です。
否定文

I didn't use to like carrots.

私は以前、にんじんが好きではありませんでした。

解説
否定文では didn't use to の形にします。didn't の後ろなので used ではなく use になります。

間違えやすいポイント

They was watching TV.

They were watching TV.

I / he / she / it / 単数名詞は was、you / we / they / 複数名詞は were です。you は単数でも were を使います。

I was watch a movie.

I was watching a movie.

過去進行形は was / were + -ing で作ります。動詞の原形ではなく -ing 形にします(watch → watching)。

She was runing in the park.

She was running in the park.

run は短母音 + 子音で終わるので、n を重ねて -ing を付けます。

When I was going home, I was seeing him.

When I was going home, I saw him.

背景の動作は過去進行形、短い出来事は過去形を使います。この文では see は saw が自然です。

I used to playing tennis after school.

I used to play tennis after school.

used to の後ろには動詞の原形を置きます。-ing 形ではなく play の形にします。

まとめ

  • 過去進行形(was / were + 動詞-ing)で肯定文・否定文・疑問文の3つの形が作れるようになる
  • 過去進行形と過去形を組み合わせて、背景として続く動作と短い出来事を含む文が言えるようになる
  • while と when を使い分けて、過去進行形と過去形を組み合わせた文が作れるようになる
  • used to で以前の習慣や今はもう違う過去の状態が言えるようになる