see / look / watch の違いと使い分け|「見る」3動詞の完全ガイド

「見る」を表す英語には see / look / watch の 3 つがあります。どれも日本語では「見る」と訳せますが、ネイティブは意識・動き・対象によって使い分けています。3 つの違いを一目で整理し、間違いやすいパターンを例文付きで解説します。

結論:違いを一行でまとめると

違いの一行まとめ

動詞ニュアンス典型的な対象
see目に入る・自然と見える(無意識)人、景色、風景
look (at)意識して視線を向ける絵、写真、地図、指差し先
watch動くもの・変化するものを追って見るTV、映画、試合、子ども
ざっくり判断のコツ

目に入ったsee

意識して見る(静止物)look at

動くものを追う/じっと見続けるwatch

see目に入る・見えるsee の詳細

see は「意図せず目に入る・見える」を表します。視覚で物事を認識したことに焦点があり、意識的に視線を向けているかどうかは問いません。「(人に)会う」「理解する」の意味でも使われる基本動詞です。

例文

I saw a rainbow this morning.

今朝、虹を見ました。(目に入った)

Can you see the moon?

月が見えますか?(視界に入る)

I saw Tom at the station.

駅でトムに会いました。(偶然会う)

「意図せず」「たまたま」「視界に入った」イメージ。I see what you mean.(分かります)のように「理解する」の意味でも頻出します。

look (at)意識して視線を向けるlook (at) の詳細

look は「意識して視線を向ける」動作を表します。対象を指定するには前置詞 at が必要(look at ~)。静止しているものに視線を向けるときに使います。

例文

Look at this picture.

この絵を見てください。(指し示して見せる)

She looked at me and smiled.

彼女は私を見て微笑みました。(視線を向ける動作)

They looked at each other.

彼らは互いに見合いました。(視線を交わす)

at を忘れない
look は自動詞なので、対象を言うときは前置詞が必要です。「〜を見る」= look at ~ が基本形。look for(〜を探す)・look after(〜の世話をする)のように他の前置詞と組み合わせる句動詞もありますが、意味が別になります。

watch動くものを追って見るwatch の詳細

watch は「動く対象・変化する対象を注意深く見続ける」動作。TV・映画・試合・子どもなど、目で追う必要があるものに使います。「見張る・監視する」意味にも発展します。

例文

I watch TV every night.

毎晩テレビを見ます。(番組という動く映像)

We watched the soccer game together.

一緒にサッカーの試合を観ました。(試合の進行を追う)

Can you watch my bag for a minute?

少しカバンを見ててくれる?(見張る)

TV・映画・試合・バードウォッチングのように、対象を長時間追うときの定番動詞。動きや変化を伴うものに使います。

使い分けの詳細

使い分けの詳細

観点seelook (at)watch
意識しないするする
対象の動き問わない静止物が多い動くもの
時間一瞬でも短い〜中程度長め・追跡的
例の対象虹・人・景色絵・写真・地図TV・試合・映画
前置詞不要(他動詞)at が必要不要(他動詞)
例外・慣用表現

映画や試合は see a movie / see a game もよく使われます(劇場・現地で一度観る、という完了のニュアンス)。

家で長時間観るなら watch a movie / watch a game が自然です。

よくある間違い

つまずきポイント集

I saw TV last night.

I watched TV last night.

解説: TV は動く映像を追って見るものなので watch を使います。see は「目に入る」で、番組全体を見る意味には合いません。

Look this picture.

Look at this picture.

解説: look は自動詞で、対象を示すには前置詞 at が必要です。「〜を見る」= look at ~ の形で覚えましょう。

I'm looking a book.

I'm reading a book. / I'm looking at a book.

解説: 本を読む動作は read。「本を眺めている」なら look at。look だけでは目的語を取れません。

Watch this map carefully.

Look at this map carefully.

解説: 地図のような静止したものをじっくり見るときは look at を使います。watch は動くもの・変化するものに対して使います。

Did you see the baseball game?

Did you watch the baseball game?

解説: 試合を「観戦した」という意味では watch。see は結果として「見た・観た」の意味で使うこともありますが、集中して観戦するニュアンスは watch が自然です。

関連単語

関連文法