動詞句(be + -ing / will + 原形 など)

進行形・完了形・未来などの動詞句と、複数の動詞が出る文での見分け方を学びます。

説明

動詞句は、複数の単語が組み合わさって1つの動詞の働きをするまとまりです。

「勉強している」「行くつもりだ」「書かれた」のように、時制や意味を細かく表すために複数の語が組み合わさって使われます。

進行形・完了形・未来・助動詞・受け身・to不定詞など、組み合わせのパターンはいくつかあります。

主な動詞句のパターン

種類
進行形be + V-ing
完了形have + 過去分詞
未来will + 動詞の原形
助動詞can / will / must など + 動詞の原形
受動態be + 過去分詞
to不定詞to + 動詞の原形

今回のゴール

  • 複数語で1つの動詞の働きをする動詞句を見分けられる。
  • be + -ing / will + 原形 / have + 過去分詞 など、基本の動詞句パターンを見分けられる。
  • 接続詞を含む文でも、動詞のまとまりを読み取って語順を作れる。
  • 疑問文や否定文で動詞句の単語が離れても見分けられる。

複数語で1つの動詞の働きをする動詞句を見分けられる。

動詞句とは、複数の単語がまとまって1つの動詞の意味を作るものです。助動詞・be動詞・have などと動詞が組み合わさることで、時制や態など単独の動詞では出しにくい意味を伝えられます。

肯定文の形
助動詞/be動詞/have + 動詞(原形/V-ing/過去分詞)

例文

進行形(be + V-ing)

I am studying English.

私は英語を勉強しています。

解説
「am studying」が1つの動詞句で、「勉強している」を表します。
未来(will + 原形)

She will go to Tokyo tomorrow.

彼女は明日東京に行きます。

解説
「will go」が1つの動詞句で、未来の動作を表します。

be + -ing / will + 原形 / have + 過去分詞 など、基本の動詞句パターンを見分けられる。

動詞句には基本的な6つのパターンがあります。それぞれのパターンによって、時制や態(能動・受動)、話し手の気持ちなどを表現できます。

基本的な6つの動詞句パターン

それぞれのパターンは、形と例を比べると違いが分かりやすくなります。

種類パターン
進行形be + V-ingam studying(勉強している)
完了形have + 過去分詞have come(来た)
未来will + 動詞の原形will go(行きます)
助動詞can + 動詞の原形can swim(泳げる)
受動態be + 過去分詞was closed(閉められた)
to不定詞動詞 + to + 動詞の原形need to study(勉強する必要がある)

接続詞を含む文でも、動詞のまとまりを読み取って語順を作れる。

1つの文の中に、2つ以上の動詞が出てくることがあります。when / if / that などで2つの文をつなぐと、メインの文とつながる文それぞれに動詞があり、so / but などの接続詞で2つの文をつなぐ場合も同じです。
それぞれの動詞・動詞句を読み取れるようにします。

例文

when でつなぐ文

When I came home, my mother was cooking.

私が帰ってきた時、母は料理をしていました。

解説
「came」と「was cooking」の2つの動詞。was cooking は動詞句です。
if でつなぐ文

If you finish early, we will go to the park.

早く終わったら、公園に行きましょう。

解説
「finish」と「will go」の2つの動詞。will go は動詞句です。
that でつなぐ文

I think that he is studying now.

私は彼が今勉強していると思います。

解説
「think」と「is studying」の2つの動詞。is studying は動詞句です。
接続詞(so)

I was tired, so I went to bed early.

私は疲れていたので、早く寝ました。

解説
「was」と「went」の2つの動詞。soで理由と結果をつなぐ文です。
接続詞(but)

I like coffee, but she prefers tea.

私はコーヒーが好きですが、彼女は紅茶の方が好きです。

解説
「like」と「prefers」の2つの動詞。butで対照的な内容をつなぐ文です。

疑問文や否定文で動詞句の単語が離れても見分けられる。

動詞句は基本的に単語同士がくっついていますが、疑問文や否定文では単語の順序が変わり、離れることがあります。離れていても、それらは1つの動詞句として考えます。

例文

疑問文(be動詞)

疑問文(be動詞)

Am I studying English?

私は英語を勉強していますか?

解説
平叙文では「I am studying」とくっついていますが、疑問文では「Am I studying」と離れます。それでも「am studying」で1つの動詞句です。

疑問文(助動詞)

疑問文(助動詞)

Can she swim well?

彼女は上手に泳げますか?

解説
平叙文では「She can swim」とくっついていますが、疑問文では「Can she swim」と離れます。それでも「can swim」で1つの動詞句です。

否定文(be動詞)

否定文(be動詞)

I am not studying English.

私は英語を勉強していません。

解説
否定文では「am」と「studying」の間に「not」が入ります。「am not studying」全体で1つの動詞句として考えます。

否定文(助動詞)

否定文(助動詞)

He will not go to Tokyo.

彼は東京に行きません。

解説
否定文では「will」と「go」の間に「not」が入ります。「will not go」全体で1つの動詞句として考えます。

つまずきポイント集

I am study English.

I am studying English.

解説: 進行形は「be動詞 + -ing」で1つの動詞句です。-ing だけでは文の動詞にならないので、be動詞も必要です。

They have came from Tokyo.

They have come from Tokyo.

解説: 完了形は「have + 過去分詞」で1つの動詞句です。came は過去形なので過去分詞 come に戻します(came → come ※不規則変化)。

The door was close.

The door was closed.

解説: 受動態は「be動詞 + 過去分詞」で1つの動詞句です。原形ではなく過去分詞を使います(close → closed)。

We will going to Tokyo.

We will go to Tokyo.

解説: 助動詞 will の後は動詞の原形です(going → go)。

まとめ

  • 複数語で1つの動詞の働きをする動詞句を見分けられる。
  • be + -ing / will + 原形 / have + 過去分詞 など、基本の動詞句パターンを見分けられる。
  • 接続詞を含む文でも、動詞のまとまりを読み取って語順を作れる。
  • 疑問文や否定文で動詞句の単語が離れても見分けられる。