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動詞の発展

動詞句の基本

be + -ing / will + 原形

説明

動詞句は、複数の単語が組み合わさって1つの動詞の働きをします。

「勉強している」「行くつもりだ」「書かれた」のように、時制や意味を細かく表すために複数の語が組み合わさって使われます。

進行形、完了形、未来、助動詞、受け身、to不定詞など、組み合わせのパターンはいくつかあります。

ここでは、進行形・完了形・未来・助動詞・受け身など、2語以上で1つの動詞の形を作るまとまりを動詞句として扱います。

主な動詞句のパターン
種類形
進行形
be + V-ing
完了形
have + 過去分詞
未来
will + 動詞の原形
助動詞
can / will / must など + 動詞の原形
受動態
be + 過去分詞
to不定詞
to + 動詞の原形
動詞に語を組み合わせると、時間・可能性・視点を足せる

中心の動作が同じでも、前後に語を組み合わせることで、進行中か、経験済みか、未来か、できることか、動作を受ける側を述べるかまで表せます。

文動詞句で加わる情報
She studies English.
英語を勉強するという習慣
She is studying English.
今、勉強が進行中
She has studied English before.
以前に勉強した経験
She will study English.
これから勉強する未来
She can study English here.
ここで勉強することが可能
English is studied worldwide.
英語を学ぶ人ではなく、英語を主語にした視点

今回のゴール

  • 動詞句(複数語で 1 つの動詞の働き)の見分け方を覚える
  • 基本の動詞句パターン(be + -ing / will + 原形 / have + 過去分詞 等)を覚える
  • 接続詞を含む文でも動詞のまとまりの読み取り方を覚える
  • 疑問文・否定文で離れた動詞句の見分け方を覚える

動詞句の見分け方

ゴール

動詞句(複数語で 1 つの動詞の働き)の見分け方を覚える

動詞句とは、複数の単語がまとまって1つの動詞の意味を作るものです。助動詞・be動詞・have などと動詞が組み合わさることで、時制や受け身など単独の動詞では出しにくい意味を伝えられます。

代表的なパターン
進行形
be + V-ing
完了形
have + 過去分詞
未来
will + 動詞の原形
助動詞
助動詞 + 動詞の原形
受動態
be + 過去分詞
to不定詞
動詞 + to + 動詞の原形
動詞の組み合わせで何が言える?
文加わる意味
I study English.
ふだんの習慣・事実
I am studying English.
今、進行中の動作
I have studied English for three years.
過去から現在までのつながり
I will study English.
これからの意志・未来
I must study English.
勉強する必要・義務

動作の時間を詳しくする

進行形:be + V-ing

I am studying English.

私は英語を勉強しています。
解説
「am studying」が1つの動詞句で、「勉強している」を表します。
完了形:have + 過去分詞

I have finished my homework.

私は宿題を終えました。
解説
「have finished」が1つの動詞句で、宿題を終えた結果が今につながっていることを表します。
未来:will + 原形

She will go to Tokyo tomorrow.

彼女は明日東京に行きます。
解説
「will go」が1つの動詞句で、未来の動作を表します。

能力・受け身・希望を加える

助動詞:can + 原形

She can swim well.

彼女は上手に泳げます。
解説
「can swim」が1つの動詞句で、泳ぐ能力があることを表します。
受動態:be + 過去分詞

This book was written in English.

この本は英語で書かれました。
解説
「was written」が1つの動詞句で、本を主語にして「書かれた」と受け身の視点を表します。
to不定詞:動詞 + to + 原形

I want to learn French.

私はフランス語を学びたいです。
解説
「want to learn」がまとまりになり、学ぶことを望んでいると表します。

よくある間違い

I am study English.

基本の形

I am studying English.

進行形は「be動詞 + -ing」で1つの動詞句です。-ing だけでは文の動詞にならないので、be動詞も必要です。

理解度チェック

「I think that he is studying now.」に含まれる動詞はいくつですか。

動詞句で時制・判断・受け身を作る

ゴール

基本の動詞句パターン(be + -ing / will + 原形 / have + 過去分詞 等)を覚える

動詞句には基本的な6つのパターンがあります。形を変えることで、いつのことか、受け身かどうか、話し手の気持ちなどを表せます。

基本的な6つの動詞句パターン

それぞれのパターンは、形と例を比べると違いが分かりやすくなります。

種類パターン例
be + V-ing
am studying勉強している
have + 過去分詞
have come来ている・来た
will + 動詞の原形
will go行きます
can + 動詞の原形
can swim泳げる
be + 過去分詞
was written書かれた
動詞 + to + 動詞の原形
need to study勉強する必要がある
to不定詞について
to不定詞は名詞・形容詞・副詞のように働くこともありますが、ここでは need to / want to のように動詞とつながって意味を作る形として扱います。
動詞のパターンは重ねられる

基本パターンは1つだけとは限りません。She will be studying at eight. では、未来を表す will と進行を表す be + -ing を重ねて、「8時には勉強している途中だろう」と表します。

左から順に語を追い、最後の中心動詞 studying に未来と進行の意味が加わると読むと整理できます。

よくある間違い

They have came from Tokyo.

基本の形

They have come from Tokyo.

完了形は「have + 過去分詞」で1つの動詞句です。came は過去形なので、過去分詞には不規則変化の come を使います。変化は came → come です。

よくある間違い

The window was break.

基本の形

The window was broken.

受動態は「be動詞 + 過去分詞」で1つの動詞句です。原形ではなく、break → broken のように過去分詞を使います。

よくある間違い

We will going to Tokyo.

基本の形

We will go to Tokyo. / We are going to Tokyo.

助動詞 will の後ろには、will go のように動詞の原形を置きます。予定として言うなら、現在進行形で We are going to Tokyo. と言うこともできます。

理解度チェック

助動詞を使った動詞句はどんなパターンになりますか。

接続詞を含む文での読み取り

ゴール

接続詞を含む文でも動詞のまとまりの読み取り方を覚える

1つの文の中に、2つ以上の動詞が出てくることがあります。when / if / that などで2つの文をつなぐと、それぞれの文に動詞があります。so / but などでつなぐ場合も同じです。文ごとに動詞や動詞句のまとまりを読み取ります。

複数の動詞が出る場面
つなぎ方動詞のまとまり含まれる動詞
when / if / that
メインの文 + つながる文
came / was cooking
so / but
文 + 文
was / went

接続詞でつながる複数の動詞

when でつなぐ文

When I came home, my mother was cooking.

私が帰ってきた時、母は料理をしていました。
解説
「came」と「was cooking」の2つの動詞です。was cooking は動詞句です。
if でつなぐ文

If you finish early, we will go to the park.

早く終わったら、私たちは公園に行きます。
解説
「finish」と「will go」の2つの動詞です。will go は動詞句です。
that でつなぐ文

I think that he is studying now.

私は彼が今勉強していると思います。
解説
「think」と「is studying」の2つの動詞です。is studying は動詞句です。
接続詞:so

I was tired, so I went to bed early.

私は疲れていたので、早く寝ました。
解説
「was」と「went」の2つの動詞です。so で理由と結果をつなぐ文です。
接続詞:but

I like coffee, but she prefers tea.

私はコーヒーが好きですが、彼女は紅茶の方が好きです。
解説
「like」と「prefers」の2つの動詞です。but で対照的な内容をつなぐ文です。
理解度チェック

「Can she swim well?」の動詞句は何ですか。

疑問文・否定文での見分け方

ゴール

疑問文・否定文で離れた動詞句の見分け方を覚える

動詞句は基本的に単語同士がくっついていますが、疑問文や否定文では単語の順序が変わり、離れることがあります。離れていても、それらは1つの動詞句として考えます。

離れて見える動詞句
文の種類文中の形動詞句として見る形
疑問文
Am I studying?
am studying
疑問文
Can she swim?
can swim
否定文
He will not go.
will go

be動詞と助動詞の疑問文・否定文を見分ける

疑問文:be動詞

Am I studying English?

私は英語を勉強していますか?
解説
肯定文では「I am studying」とくっついていますが、疑問文では「Am I studying」と離れます。それでも「am studying」で1つの動詞句です。
疑問文:助動詞

Can she swim well?

彼女は上手に泳げますか?
解説
肯定文では「She can swim」とくっついていますが、疑問文では「Can she swim」と離れます。それでも「can swim」で1つの動詞句です。
否定文:be動詞

I am not studying English.

私は英語を勉強していません。
解説
否定文では「am」と「studying」の間に「not」が入ります。「am not studying」全体で1つの動詞句として考えます。
否定文:助動詞

He will not go to Tokyo.

彼は東京に行きません。
解説
否定文では「will」と「go」の間に「not」が入ります。「will not go」全体で1つの動詞句として考えます。
理解度チェック

「Am I studying English?」で動詞句が離れている理由は何ですか。

まとめ

  • 動詞句(複数語で 1 つの動詞の働き)の見分け方を覚える
  • 基本の動詞句パターン(be + -ing / will + 原形 / have + 過去分詞 等)を覚える
  • 接続詞を含む文でも動詞のまとまりの読み取り方を覚える
  • 疑問文・否定文で離れた動詞句の見分け方を覚える